朝の報道番組を見る。昨日の野田改造内閣の評価の話題も多い。今回の初入閣メンバーで個人的に関係のあった人をとりあげると、参議院国対時代に仕事をさせていただいた小川敏夫法務大臣は適任である。真面目だし、何事にも理解が早い。また安定した実務家である。死刑執行も法に規定された職責として果たされるとの話も出ている。そもそも法に明記されている執行に反対なら大臣を受けるべきではないのは当然であり、交替は順当である。

しかし、松原仁衆議院議員の国家公安委員長と拉致問題担当大臣就任には驚く。北朝鮮の拉致問題にずっと関わってきただけに拉致被害者家族会などの評価が高いという報道がされているのは当然のこととして、個人的な話で恐縮だが、私が初めて選挙と関わったのは、何を隠そうこの松原仁さんの選挙である。

当時は都議選だったのだが、1993年5月に初めて事務所(というか合宿所)に行き、多くの早大鵬志会や松下政経塾のメンバーと一緒だった。行った初日に早速命じられたのが政治活動用ポスターの掲示。姫路から上京して2ヶ月。土地勘のない大田区の地図と自転車、ポスター等のセット一式を先輩から渡され、ポスターを自宅等に掲示させてもらうというお願いの行脚という活動だった。夕刻事務所へ戻ってみると、1年上の某先輩が、私の何倍ものポスター掲示を勝ち取ってきていて驚いたことをよく覚えている。昨年の自分の県議選の際には同じようにポスターをお願いする活動を一軒一軒したわけだが、必ずこの経験を思い出す。断られることも勿論あるが、当時と比べればたいしたことはない。

そういえば、その頃一緒に手伝っていた方のうち、いま現職の衆議院議員となっている人が2人もいる。1人は兵庫県の選挙区なので先日会ったばかりだが、この時の人間関係の話題となる。あまりにも個性的な事務所であり、関わった人は一生忘れられないと思う。当時の関係者からは絶対に笑みがこぼれているだろう。

私のHPに県政の話題を書いてもあまり話題に出されることも少ないのだが、なぜか国政の話を書くと結構反響がある。永田町の話題では、久方振りにいい話も出たので、今日は少し別の話題を取り上げたい。昨日のテレビで夜の会食の料亭然としたお店から出てきた野田総理の姿が報道されていた。どこか見覚えがあるなと思ったら去年お昼に行ったお店永田町黒澤だった。昨晩の総理はマスコミ各社の政治部長経験者との夕食懇談会があったようで(俗にいうオフレコ懇談)、この日程やお店は新聞で確認することができた。永田町黒澤は総理官邸や議員会館の裏にある。先日ABCラジオで政治家といえば料亭を思い浮かべる人もいるような話も出ていたが、このお店は昔の料亭然とした店ではなく、そばだけのランチも気軽に楽しめるお店である。お昼は千円でおつりがくるメニューもあり、敷居は高くなく気軽に楽しめる。

永田町黒澤のランチメニュー
国会や国会図書館見学や永田町へ観光で行かれた方にはお薦め。国会関係の食堂などは議員の紹介がなければ入れないところが多いですが、ここはそうしたものは不要です。

北条のまねき食品。JR西労組の旗開き。役員の方の話の中で事故のない業務を目指す方針等の話も出ていた。播磨のY代議士、O代議士らと共に挨拶。予定が重なって代理で秘書が来ている人も。私も今日は姫路と神戸でほぼ同時刻に日程が重なる。私ら代理が利くような立場ではないが、国会議員の地元秘書も大変である。

そういえば、受付をしていると職員の方から駅そばの話題を振られる。駅そば好きであることがなぜか知られている(苦笑)。後刻、他の方々を含めてここ(まねき会館)の駅そばを食べたのだが、新幹線改札前店の隠れた人気メニュー「カレー駅そば」は食べたことがないという人もいたので、すすめておいた。現在、新幹線改札前だけにしかない(と思う)。その後、父の見舞い、着替えの持ち帰り、買物に同行など。夕飯は自分でそばとうどんを茹でる。納豆、大根おろし、青ねぎ、卵、わさびなどをつけて。大根はご近所の畑で育ったもの。美味。


(参考)駅そばカレー