山陽電車姫路駅前。朝の街頭演説。その後、本町の姫路市立白鷺中学校。


白鷺中学校HPより

Y校長先生と小中一貫教育について意見交換。導入前後の違い、現実、効果、課題等について。単科担当の小中併任辞令の明らかな効果、小中共同授業など様々な具体事例について質問も。導入3年目で先生方にとって「授業」がメインと言える学校になったのではと自信を持って言われている。他の学校との違いとして感じたことは、同窓会組織の存在をはじめ、保護者やPTA、地域が連携して学校を熱心に応援していること、県立大学の学生さんらがサタデースクールなどの課外教育をボランティアで担当していることなど他の学校より学校を支援する周辺部が厚い感じがする。

Y先生も熱い。増位中時代と変わっておられない。妹Mらの学年担当だったが、当時は恐い先生だった(笑)。私の中学時代の担任I先生も今年から赴任されており、これまた昔と変わらぬ白衣姿で授業の準備をされていた。11月22日(火)には文部科学省の担当官なども招いて「小中一貫教育実践発表」を実施するそうで、実践発表を担当されるそうだ。

その後、白鷺小学校も訪問。T校長先生から小中学生の交流授業についての相互の感想文を見せて頂く。施設等も見学。Rの友人とも遭遇。県民緑税を財源とする校庭の芝生化の工事も実施されている。途中、いいにおいがしてきたのたが、小学校では自校調理方式の給食。一方で、中学校ではデリバリー方式だという。同じ敷地にあるのに。他の中学校との格差が産まれるという理由だろうか。このあたりは課題ではないか。

来24年度の小学校1年生の校区外の募集定員は35名ということだが、説明会には定員の2倍もの方が来られたそうだ。小中一貫9年の義務教育はフィンランドでも見学したことがあるが理にかなっている。モデル校として成功していると感じるが、例えば小中が離れた場所にある学校へいかに成功事例を波及させるか、小中の併任辞令など市全体としては課題はあろう。今後とも関心をもって子どもたちの応援をしていきたい。

11月22日(火)に開催予定の「小中一貫教育実践発表」の内容説明

その後、事務所を基点に諸活動。昼食は国分寺のあるるでカレー。


あるるのカレー。

今日は、県立高校の通学区域の見直し検討委員会の会合も。教育委員会への答申案については16→5区への再編という大枠は変わらないものの、細部については地域事情に応じた少し詳細な記述になるようだ。私が委員長を務める県議会文教常任委員会としても明日から全国で行われてきた学区の統合の現状や影響を調査するために静岡県(平成20年度に10→全県1区)や東京都を調査する予定。