播但線、新快速で神戸の県庁。控室にT財政課長来訪。野田内閣発足に伴う人事異動で総務省に帰ることになったとの退任の挨拶。任期半ばだだが、仕方がないところだろう。

その後、神姫バスで文教常任委員会の但馬丹波調査に出発。


史跡篠山城跡内にある篠山市立篠山小学校。学校の耐震化についての調査。


篠山市副市長、教育長はじめ教育委員会幹部、細見校長先生ら学校関係から説明並びに質疑応答。


授業風景


4年恭(きょう)組。全学年ともクラス名は漢詩からとられているけれているという。


耐震診断の結果、緊急耐震補強の工事をすることになったという。


教室も内側からベニヤ板で補強。とはいえ現在の木造校舎をいくら耐震補強しても建物自体の強度の数値は一定程度しか改善されないそうだ。


木造校舎の階段。


体育館。


学校は篠山城跡内にあり、立派な石垣をまじかに見ることができる。ここで再建したいという意見も過去には多くあったようだが、史跡内ということで同じ場所に鉄筋の新校舎を建設するということは許可されないという。強度は耐震化基準にはとどかないものの、現在の校舎の補強で対応していきたいとの意見が多いようだ。基準を考慮しつつも住民自らが自己責任で選択するといういい事例ではないか。



現在の児童数も昭和30年のピークの10分の1の120人ほど。人口減も進んでいる。


その後、再建された篠山城跡内の大書院へ。総工費12億円で市民の寄附が3億円程度集まったという。



その後、昼食。酒井篠山市長の表敬をうける。


弁護士、県議会議員OBでもある酒井市長。

その後、丹波市へ。丹波教育事務所。


管内の事務概要の説明の後、質疑応答。


篠山産業高校と連携して篠山市立岡野小学校の四年生の皆さんが作ったというピオーネとベリーAも。

その後、丹波市青垣町の県立氷上西高校へ。来年度からはじめる連携型中高一貫校の試行状況について調査。




加藤校長から熱心な説明をうける。全学年1クラスで定員を満たすことが難しくなっている現状から廃校も含む検討がなさけた結果、地域の中学校と連携する連携型中高一貫校の制度を導入することとなった。連携校からの進学枠を確保し、推薦入試とすることで連携校からの進学者数を確保する。県立千種高校と宍粟市立千種中学校で実施済みの設置者の違う学校での連携である。










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