県政報告、党県連関係の各種会合等がすべて中止または延期。明日の豊富校区敬老会も中止が決定。自宅待機。 

今朝の沙羅の朝食風景。最近はパン食らしい。手づかみ食べの練習中。

雨や風が少しずつ強くなっているので外出は控え、家で昼食。カップラーメンすみれの味噌。賞味期限を4か月ほど過ぎている。気にしない。

台風というものの風は少し、雨も強くはない。ただ降り続いている。進行スピードも遅い。大雨洪水警報等も発令された。

夜、午後6時20分ごろに地域の自治会による町内放送。避難所として砥堀小学校の体育館を開放したという。すぐに放送の意味を問う問い合わせを受ける。少したって「避難勧告が出たが、どうしたらよいか」という問い合わせも。そうか出たのか。姫路市の避難勧告等を確認する防災関係のHPをみてもダウンしているため、確認のしようがない。ネット上の掲示板等も不確かな情報で混乱している。

その後、妹Rからエリアメールで砥堀地区をはじめ市川流域地区に避難勧告がでているとの連絡。これはNTTドコモの独自サービス(2日前の防災訓練で自ら実験機を操作したものの、私の携帯(スマートフォン)は新しいのでサービス対象外)。結果としてこのエリアメールによる情報が避難勧告を確認できる手段となった人が多いようだ。他の登録メールは今回は役に立たなかったとの声がのちに聞かれた。その後、再び町内放送があり、「避難勧告」が出たと地域住民に知らされる。避難の判断の是非を問う問い合わせも。最終的に本人にゆだねられるがアドバイス。

そうこうしていると松本前外務大臣から電話。「大丈夫か」と。東京でも報道されているらしい。他の東京在住者や南相馬からも心配するメールが…。窓から市川が見えるところに住んでいるが、夜は見えない。ネットで確認するか、市川砥堀観測所がすぐ近くなので現場に行けば確認することができる。いずれにしろ昨年の5月の豪雨の際も避難準備情報がでたが、避難勧告は初めて。私も防災服に着替え、現場に向かう。砥堀東河川敷・生野橋で水位を確認。その後、避難所に指定されている砥堀小学校へ。


砥堀小学校体育館。ピーク時は80~100人ぐらいのかたが避難されていたと思います(実際には誰も数えていないので推測です)。


市から届けられた毛布とアルファ米を全員に配布しました。消防団が外での警戒や土嚢づくり・積みにあたり、自治会役員も別の避難所の管理等で自らの地域へ戻られた方が大半。指示命令の出せる権限のある人間は市職員が1人がいるだけ。私も手伝いました。避難者が少なかったから混乱しなかったものの、約4000人の校区全域に避難勧告を出した以上、複数配置で対応しないと駄目でしょう。連合自治会長さんから電話で危機管理室に要請されていましたが…。人がいないのではないだけに危機管理に対する姿勢の問題でしょう。

地震や大洪水等の大規模災害で人の救出作業に次いで人が集中するのは指定避難所。学校や地域自治会と行政の連携が全く白紙の現場合わせというのに驚きました。学校関係者が質問等をされていましたが答えることができず困惑されていました。ペットも一緒に避難させたいという方も複数おられました。近年要望が多種多様になってきています。規則や管理権限をもって対応する必要のある事例もでます。飲料水はないのという声もでて、消防団の皆さんが分団倉庫の缶コーヒーを差し入れてくれました。体育館のトイレや学校の水が使えたので今回はいいとしても、地震等で水が止まればアルファ米を支給してもご飯をつくることはできません。心配になりました。いずれにしろ今回の経験を糧にしないと本当に大規模災害がおこったとき大変です。事態を楽観視しないように心がけていますが、改めて驚きました。

市川砥堀水位観測所の水位情報
水位も少し落ちついてきたと思うと上がったり一進一退。

そうしているうちに日付が変わる。落ち着いたので自宅に帰るという人も少しずつ出ました。