神戸の県庁。今日も早めに到着。時間より前に着き暇を持て余すのは好きではないが、早く来るのも悪くないと感じる今日この頃。

今日は県議会文教常任委員会の西播磨調査初日。西播磨ということで、姫路から合流した方が便利だし何より楽だが、委員長、また調査初回ということで、やはり県庁スタートということに。阪神高速、バイパス等をつかって姫路方面。途中、加古川バイパスが渋滞。下道を使って県立姫路別所高校へ。別所高校で定員減少で使われていなかった新館に今年度設置された県立姫路特別支援学校分教室と別所高校の連携について調査。


県立姫路別所高校


別所高校の新館に今年度設置された県立姫路特別支援学校分教室



両校の校長や管理職の皆さん



概要説明と質疑応答



写真は四郷町にある姫路特別支援学校「本校」の朝の通学風景写真。分教室設置となった原因の一つは3年で100人増という生徒数急増による過密化。特別支援学校という専門的な教育施設への入学を親が希望する比率が高まっているということだろう。


教室


分教室も夏休み中。始業式の日の黒板がそのまま残っていました。


職業修業のための実習室。分教室は卒業後に就職を目指す子どもたちの訓練に力を入れる特色を持たせている。



その後、中播磨県民局。播磨西教育事務所。事務概要の説明と質疑応答。道徳教育副読本の活用についての質問も。


その後、北八代の県立姫路西高校。独自の進学指導について調査。


教育内容の説明並びに質疑応答。最近の同高の進学の特徴として国公立大学の医学部進学者の増と浪人が100人にもなっているという話も。理系をさらに細分化し医学部進学のためのカリキュラムもあるそうだ。

後者については「行ける大学」ではなく「行きたい大学」を目指すという考えがあるそうだ。私の高校当時は、浪人だけは絶対できないという環境にあったが、今だからわかるが、大学入試の浪人にかかる遅れやそれにかかるコストなどはその後の人生ですぐに取り返せる。確かにそれでいい。

とはいえ全体的には県外の先進的な都道府県立普通科高校の取り組みと比べるとまだまだこれからといった感がある。通学区域の見直しという50年振りの大改革が予定されている。都立高などの取り組みも参考に、更なる教育、指導の充実が望まれる。

その後、学校内施設の見学。数年前に新校舎に生まれ変わっている。


図書室。私も勉強はしませんでしたが図書館はよく利用した記憶があります。冷暖房完備でかなり充実しています。とはいえ席が少し少ないような…


大講堂。OB会も資金面で協力しました。


太陽光発電パネル


発電量も分かります


和室にて。茶道部の生徒さんにお茶をたてていただきました。

その後、姫路城へ。


平成の大修理に入っている姫路城



迎賓館で城を管理する姫路市の責任者O理事の挨拶を受ける。そのご、城内を案内していただきました。



工事現場では専門のM県文化財室長から説明を受ける。何でもよく知っておられ驚く。



瓦や漆喰が落とされた状態の天守閣最上部



実際の修復作業も行われています。こうした世界文化遺産がメンテナンスがあって保存されているということが学べるいい機会です。小学校や中学校の生徒さんに見てもらいたいですね。予約が可能なので遠足や社会科学習にもおすすめです。

その後、赤穂へ。