タケさんのカントリーライフ
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立秋

今年最高の熱暑が続く8/7、立秋を迎えました。翌日もからから猛暑で畑は地の底まで水気なし、雑草まで葉先が茶色に枯れる有様です。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」。探し回ってやっと見つけた小さな秋はハギ、そしてキツネノカミソリ。

ハギ

キツネノカミソリ

そして立秋:夏至と秋分の中間の日で、暦の上ではこの日が暑さの頂点になるそうです。今年の場合、台風11号が北の空気を呼び込み昨日(8/9)から過ごしやすくなりましたが、そうは問屋が卸しません。。台風は本日、四国から近畿へ抜けて終日降ったりやんだりの蒸し暑い日となりました。明日は恐らく南方の湿った風が吹き込んで戻り夏となることでしょう。頂いた暑中見舞いの返事にはもう”暑中”と書けませんが、秋を実感するまでにあと一ヶ月は待たされましょう。

初夏の先駆け

梅雨明けはまだですがここ数日の猛暑にへとへとです。今日は雲ひとつない文字通りの快晴、畑まで一輪車を押して通う500mの道のりの挨拶も「暑いですね」、「こう暑くちゃどうにも敵わんね」とすっかり夏仕様。道ばたの野草も夏花に交代です。昨日はヤマユリの一番花を見ました。数日前から目につくのはノカンゾウです。子供の頃の記憶ではノカンゾウが圧倒的だったのですがいつのまにか周りはヤブカンゾウだらけ、当地でもノカンゾウが見られるのはこの一隅だけです。この逆転劇の原因は何か、どなたか分かるかたがおられましたら教えてください。
ヤマユリ一番花ノカンゾウ

ジャンボニンニク

久しぶりも久しぶり、自分でも忘れていたころになっての投稿再開です。
ジャンボニンニクを収穫しました。何年も前にホームセンターで購入した1球の球根が始まりです。テレビの旅番組かグルメ番組か忘れましたが、鹿児島の生産農家の人がうまく育てれば1kg位になると言っていました。しかし自分でやるとなかなか大きくなりません、無肥料栽培ですから当然かもしれませんが。そして今年、自分でも驚くほどの大きさの球根が1個ころがり出ました。すわ1kg、躍り上がって秤に載せるとたったの700g。ちょっと落胆ですが、楽しみは来年に取っておくことにしましょう。それにしてもTVで見た1kgというのがどれほどの大きさなのか、なんとか現物を見てみたいものです。
ジャンボニンニク

喜びと悲しみと

正月そうそうに自然薯を掘りました。

プロの自然薯農家に指導を仰ぎ、種芋も分けてもらったので自信満々で臨んだ収穫ですが、結果は写真の通りです。長さは1mを超えていますが、太さの方はいただけません。手前の3本が近郊の山にもぐりこんで掘ってきた小さなイモから、それ以外はプロに分けてもらった種芋から育てたものです。直径2~3cm、涙、なみだのご報告です。


自然薯


裏のヤブに実生と思われる1本の柿の木が生えています。小さな実がなりますが渋いばかりで甘味もほとんどなく、野鳥でさえ見向きもしないという代物です。畑作を始めた年に1個だけ試食して、二度と口にする気になりませんでした。ところが今年、ふと思いついて数個の皮をむいて吊し、自然薯を掘った日に食してみたら予想外のお味でした。来年は全量収穫してミニ吊し柿のすだれでも作ろうかと、自然薯と違ってこちらは夢あふれる新春となりました。


吊し柿

ツルクビナンキン

11/7に書いた記事を訂正しなければならない。

さんざん調べまくって件のカボチャの本当の名前をみつけた。ツルクビナンキン(鶴首南京)がその名であるある。関東地方ではナンキンとは言わないので、東日本風に言えばツルクビカボチャだろうか。四国、九州あたりで広く作られていた日本カボチャの1種だそうな。「市場から姿を消した伝統野菜」のリストにあるのを見つけた。

ヘチマとかヒョウタンとか言うのは名前というより形容詞にふさわしく、似た形をしたものすべてに当てはまりそうで気に入らなかった。これで胸のつかえがおりた気分である(のどに詰まらない食感とかけたつもりだがおわかりいただけたかな?)。

割ってみると尻尾のふくれたところにだけ種が詰まっており、味は首のあたりより種の周りのふくれたところの方がよい。日本カボチャは中南米の熱帯地方原産のものが東南アジアを経由して日本に入ってきたのだそうである。対する西洋カボチャはアンデスあたりの冷涼なところ原産で、近年アメリカ経由で広まり市場を席巻してしまった。同じ新大陸原産とはいえ両者は氏も育ちも違うようである。ちなみに私はホクホク系の芋・カボチャ類はのどに詰まるので苦手であるが、鶴首南京ならいくらでも食べられる。


ツルクビナンキン1

ツルクビナンキン2


来年のカブトムシ

冬は土作りの季節。

堆肥の山を崩して畑に鋤き込んでいたらカブトムシの幼虫が出てきた。昨シーズンは2月の厳寒期だったが、今年は冬が来る前に掘り起こしてしまったので、それほど寒い思いをしなかったろうと思う。2007年の羽化を楽しみに元の堆肥の山に埋め込んでやったが、これでこの堆肥はあと半年手をつけられなくなった。

まあいいか。畑作りばかりが田舎暮らしではない。虫大嫌いのカミサンもすっかり免疫ができて、手袋をはめた手の上なら ”カ~ワイイ! 早く写真撮って” と言うところまできた。やったね!


カブトムシ兄弟

ヘチマカボチャ

昨年、三重県に住む友人から変なカボチャをもらった。食べてみるとこれが美味。私はホクホクした食品が大嫌いで「男爵いも」、「栗カボチャ」など世に美味いと言われるイモ・カボチャ類は絶対に食べないのだが、これはいける。ネットリした食感で、私にも抵抗無く食べられる。

友人の話では、九州の知人からもらったが名前は分からない、ネットで調べたら「すくなカボチャ」という細長いカボチャが見つかったのでそれではなかろうか、とのことだった。

私もいろいろ探して、似た形の「ヘチマカボチャ」なるものを見つけたが確信を持つに至っていない。

どなたか本当の名前が分かったら教えて頂きたい。


ヘチマカボチャ

待ち伏せ

昔は見かけなかったがこのごろ人里近くでよく見るようになった百合がある。形はテッポウユリに近いがそれより細身でシャープ、色は少し薄汚れた感じの白、そしてなにより葉の形がテッポウユリとは明白に異なる。不思議なことに牧野新日本植物図鑑を始め著名な植物図鑑をいくら漁っても類似の百合が全く出てこない。周りの人々に聞いても”よく見る百合だね。名前は知らない。テッポウユリじゃないの?”くらいの反応しかない。、

探す手がかりもないままくすぶっていた長年の疑問がWebを検索したらあっけなく解けた。名前はシンテッポウユリ(新鉄砲百合)。台湾原産のタカサゴユリと沖縄原産のテッポウユリの自然交雑種だそうである。種が飛び散って繁殖し、地球温暖化の助けもあって近年急速に生育範囲を拡大しているらしい。古典的な植物図鑑に載っていない理由、人里近くでよく見る割には名前が知られておらず、園芸品種でもない理由がいっぺんに分かってしまった。さすがはホットな情報に強いインターネットである。

我が家の畑にもいつの間にか1本侵入してきた。そしてよく見るとなにやら緑色の怪しい影が。眠っているのかと思っていたらちょっと目を離したスキに小さな蛾をとらえてムシャムシャ、食べ終わったらまた元の姿勢に戻って動かなくなった。なんと花色と自らの色のちがいをよく認識して、じっと獲物を待ち伏せていたのである。ほんの数分のことなので、こちらもカメラを構えて待ちかまえていれば決定的瞬間をモノすることができたかもしれないが、あいにく私はカマキリほど忍耐強くない。

シンテッポウユリ ムシャムシャ 待ち伏せ

山の畑の同居人(3)

軒下の雨の当たらないところに吹き溜まった薄い砂の上に規則正しく並んだすり鉢、数は違うが真田六文銭を連想させる。わずかなスペースにいっぱい孵化したので、相互に許容できるぎりぎりの距離を取って領地を構えたため、きれいな並びになったのだろうか。砂の厚さは数mm、すり鉢の底とコンクリートの隙間に虫のはいるスペースがあるとは信じられないのだが、掘ってみると確かにいる。恐ろしげな牙だが、さすがに大きさが違いすぎるのか人間の指にかみついたりはしない。

真田六文銭 アリジゴク

やはり白だが

初めて見たときには小躍りしたが、気づいてからはよく見かける。房総半島では特に珍しい花ではないようだ。同じ白花でも、青い花との中間色が見あたらないのでこちらは別種と考えられる。どうしたことかどの植物図鑑にも白花種があることは記されておらず、鵜の目鷹の目のスキマ情報があふれるネットにもそれらしい記述がない。青花と交配できないのだろうか、遺伝的中間種は青か白の極端に振れて中間色が見られないだけなのだろうか、興味は尽きない。もしかすると私は新種の第1発見者?

つゆくさ 白いつゆくさ