立秋


そして立秋:夏至と秋分の中間の日で、暦の上ではこの日が暑さの頂点になるそうです。今年の場合、台風11号が北の空気を呼び込み昨日(8/9)から過ごしやすくなりましたが、そうは問屋が卸しません。。台風は本日、四国から近畿へ抜けて終日降ったりやんだりの蒸し暑い日となりました。明日は恐らく南方の湿った風が吹き込んで戻り夏となることでしょう。頂いた暑中見舞いの返事にはもう”暑中”と書けませんが、秋を実感するまでにあと一ヶ月は待たされましょう。
ジャンボニンニク
ジャンボニンニクを収穫しました。何年も前にホームセンターで購入した1球の球根が始まりです。テレビの旅番組かグルメ番組か忘れましたが、鹿児島の生産農家の人がうまく育てれば1kg位になると言っていました。しかし自分でやるとなかなか大きくなりません、無肥料栽培ですから当然かもしれませんが。そして今年、自分でも驚くほどの大きさの球根が1個ころがり出ました。すわ1kg、躍り上がって秤に載せるとたったの700g。ちょっと落胆ですが、楽しみは来年に取っておくことにしましょう。それにしてもTVで見た1kgというのがどれほどの大きさなのか、なんとか現物を見てみたいものです。

喜びと悲しみと
正月そうそうに自然薯を掘りました。
プロの自然薯農家に指導を仰ぎ、種芋も分けてもらったので自信満々で臨んだ収穫ですが、結果は写真の通りです。長さは1mを超えていますが、太さの方はいただけません。手前の3本が近郊の山にもぐりこんで掘ってきた小さなイモから、それ以外はプロに分けてもらった種芋から育てたものです。直径2~3cm、涙、なみだのご報告です。
裏のヤブに実生と思われる1本の柿の木が生えています。小さな実がなりますが渋いばかりで甘味もほとんどなく、野鳥でさえ見向きもしないという代物です。畑作を始めた年に1個だけ試食して、二度と口にする気になりませんでした。ところが今年、ふと思いついて数個の皮をむいて吊し、自然薯を掘った日に食してみたら予想外のお味でした。来年は全量収穫してミニ吊し柿のすだれでも作ろうかと、自然薯と違ってこちらは夢あふれる新春となりました。
ツルクビナンキン
11/7に書いた記事を訂正しなければならない。
さんざん調べまくって件のカボチャの本当の名前をみつけた。ツルクビナンキン(鶴首南京)がその名であるある。関東地方ではナンキンとは言わないので、東日本風に言えばツルクビカボチャだろうか。四国、九州あたりで広く作られていた日本カボチャの1種だそうな。「市場から姿を消した伝統野菜」のリストにあるのを見つけた。
ヘチマとかヒョウタンとか言うのは名前というより形容詞にふさわしく、似た形をしたものすべてに当てはまりそうで気に入らなかった。これで胸のつかえがおりた気分である(のどに詰まらない食感とかけたつもりだがおわかりいただけたかな?)。
割ってみると尻尾のふくれたところにだけ種が詰まっており、味は首のあたりより種の周りのふくれたところの方がよい。日本カボチャは中南米の熱帯地方原産のものが東南アジアを経由して日本に入ってきたのだそうである。対する西洋カボチャはアンデスあたりの冷涼なところ原産で、近年アメリカ経由で広まり市場を席巻してしまった。同じ新大陸原産とはいえ両者は氏も育ちも違うようである。ちなみに私はホクホク系の芋・カボチャ類はのどに詰まるので苦手であるが、鶴首南京ならいくらでも食べられる。
待ち伏せ
昔は見かけなかったがこのごろ人里近くでよく見るようになった百合がある。形はテッポウユリに近いがそれより細身でシャープ、色は少し薄汚れた感じの白、そしてなにより葉の形がテッポウユリとは明白に異なる。不思議なことに牧野新日本植物図鑑を始め著名な植物図鑑をいくら漁っても類似の百合が全く出てこない。周りの人々に聞いても”よく見る百合だね。名前は知らない。テッポウユリじゃないの?”くらいの反応しかない。、
探す手がかりもないままくすぶっていた長年の疑問がWebを検索したらあっけなく解けた。名前はシンテッポウユリ(新鉄砲百合)。台湾原産のタカサゴユリと沖縄原産のテッポウユリの自然交雑種だそうである。種が飛び散って繁殖し、地球温暖化の助けもあって近年急速に生育範囲を拡大しているらしい。古典的な植物図鑑に載っていない理由、人里近くでよく見る割には名前が知られておらず、園芸品種でもない理由がいっぺんに分かってしまった。さすがはホットな情報に強いインターネットである。
我が家の畑にもいつの間にか1本侵入してきた。そしてよく見るとなにやら緑色の怪しい影が。眠っているのかと思っていたらちょっと目を離したスキに小さな蛾をとらえてムシャムシャ、食べ終わったらまた元の姿勢に戻って動かなくなった。なんと花色と自らの色のちがいをよく認識して、じっと獲物を待ち伏せていたのである。ほんの数分のことなので、こちらもカメラを構えて待ちかまえていれば決定的瞬間をモノすることができたかもしれないが、あいにく私はカマキリほど忍耐強くない。















