こんばんは。またはこんにちは。もしくはおはようございます。
さて7話です。早く完走したい。うう。
みた プロフィール読んで@misamasaharuma1アメブロを投稿しました。『『First Love 初恋』第6話 ネタバレあり感想』#佐藤健#満島ひかり#宇多田ヒカル#FirstLove初恋 #役者が素晴らしすぎてだなhttps://t.co/FznvkuDCrr
2022年12月04日 23:24
こちらは前回のブログ。
最初に言っておく。今回は、かーなーりー
泣いた!!!!
←アッはい。
今作を語るにあたり、色んな方が「泣いた」「号泣」「涙が止まらない」等々感想をつぶやいてらして肩身の狭い思いを致しておりました←つまり泣いてない。
や、グッと来るシーンは幾つもありますよ?じわじわ胸を締めつけるシーン、息を詰めるような切ないシーン、役者の肉体を通して紡がれる人々の細やかな機微。や、単に私の涙腺がぎゅうぎゅうに固いのだ。
みた プロフィール読んで@misamasaharuma17話試聴。吠え泣いた…恋愛パートじゃありません親子パートで嗚咽した。監督鬼!人でなし!(2回目)そしてこんなにも感想を書きにくい作品もそうそう無い。褒めてます。陳腐な語彙を静かに穿ち砕いてしまう、そんな力がこのドラマにはある。#佐藤健#満島ひかり#宇多田ヒカル#FirstLove初恋 https://t.co/wZh3GICucF
2022年12月06日 23:42
そんな偏屈な中年が泣きました。以下、ネタバレしています。
冒頭。目の覚めるようなスカイブルーに身を包み颯爽と歩く也英。これ、ここだけ最初に観た時点では、ああこれは也英が夢を見てるんだと。そう思いました。これまでの経過を見ててCAの夢は終わったのだと、そう理解したので。
高速を降り損ねる也英。晴道のせいです。これは晴道が悪い。晴道が客に謝りやがれ。也英悪くない。
イラク戦争への自衛隊派遣。これ物凄く物議を醸しましたよね。その是非は人によって異なるでしょうが、当時私は反対の立場でした。ただ、実際に派遣された当のひとりひとりのことを私は深く考えたことは無く。
かつて観た映画『小さな恋のうた』では沖縄の米軍基地に住むひとりひとり、オスプレイに乗る個人が描かれていました(『エルピス』の郷敦氏も出てます是非にどうぞ傑作です)。狭量な視野でしか物を考えられない私のような人間は、これらの名作を通して強制的に風穴を開けてもらわないといけないんだなと、つくづく思う。
姑の台詞回し凄かったわ…「偉い人がたくさん見えるのよ…ねぇ…(で息子を見る)」の「ねぇ…」の絶妙ないやらしさが素晴らしかった…息を飲みましたよ、ええ。
ハーゲンダッツは、つまり監督のサービスですね?たけクラの。あざあっす!あざあっす!
で、「この世の地獄です。間違ってると分かってて進み続けるのは」に横っツラ張られました。
これは…えっと、也英にとっては、婚約者のいる人に心惹かれてどうしようもない自分への鞭であり。でも晴道からしたら目の前にいる初恋の相手を諦めて恒美と結婚することこそ気持ちの上では間違い、になるじゃないですか。
いや恒美との結婚を地獄と言うにはあまりに言葉が強すぎるし、もちろん恒美とだって晴道はひとかどの幸せを得ることはできるだろうけどでも、それでも。恒美はミリも悪くないけど、でもやっぱりそれは晴道にとっては「(自分の気持ちとは)間違ってると分かってて進む道」なんだよ。
けれど恒美にとってはそれは「晴道が道を踏み外した」状態なんだよね。うわあ…うわあ辛い。ものすごく辛いよ、これは。ひどい脚本だよ(褒めてます)。
恒美を「本当は怖がりで繊細な人」ての。中の人が好きそうなタイプだなと思いました。だってほら、ツンデレ好きだからな。
ダブルワークで働く也英。どう考えても無理がかかってるんだが…行人から養育費をもらうつもりは無いのか。
綴と苺を分け合うのめちゃくちゃ良かった。ろくでもない父親だけど、パパにしてもらったことを愛する息子にしてあげる也英(&返す綴)にグッときた。親の所業のひとつひとつは、かくも子に功罪をもたらすんだなと思う。その両面が描かれるなぁ。パパからの愛をもらいもするし、傷つけられもする。
そして「ママ」と泣く綴と追う也英にこちらまで嗚咽。我ながら引くほど嗚咽。中年にはこっち(親子)のが突き刺さりました。ヒィヒィ泣いた。本当泣いた。
てか十分な養育費と教育費を渡せよ!いやその前に行人は義母と手を切れ。いや無理か。うあああ綴と也英を泣かすやつは向井理でも許さんぞ←モンペ(誰が親だ)
そして空港。
あまりにも美しい青を身に纏い、その唇に紅をさすその姿。あの事故が無ければあったはずの未来。あったはずの光景。永遠に失った夢。
それは痛々しいコスプレでしょうか。そう言う人もいるかもしれない。でも私の目には、もしかしたらこのドラマで一番くらいに哀しいシーンに思えた。背筋を伸ばししなやかに歩く也英の姿が、美しければ美しいほどに。
紅を拭いスーツケースを棚にしまい、作業服に着替え全身を消毒し光に照らされる也英は、孤独に宇宙を漂うロケットの中の宇宙飛行士みたいだった。火星に行くはずだったのに、本来の軌道から外れて遠い遠い場所へと来てしまった。
泣いても嘆いても軌道には戻れない。どこかの星の引力に捕らわれるまで、行く末も定まらず漆黒の闇を行く。永遠に思えるその時をただ、漂い、彷徨う。
そして恒美!恒星の恒美!ここで出会うのか!次回は恒美のターンですね?待ってました!
草々に完走したいと存じます。が、感想書くのもまた骨が折れる。諸々思いが溢れてしまって言語化しにくい。ここまで感想書きにくい作品も今まで無かった(褒めてる)。
がんばって書きますね。どうか最後までお付き合いくださいませ。ではまた後日。
お疲れ様でした。