お別れホスピタル | 羽生結弦くんにメロメロ♡めろん

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羽生くんの事は一切関係のない、夜中…と言うかもう朝?の独り言なのでスルーして下さっていいんです。




先日、同僚でもある親友に、NHKで放送している「お別れホスピタル」ってドラマ、いいよって勧められました。


1話目は全録から拾い、2話目は録画したけど見てなくて…今日、夜中に見てみました。


NHKドラマ 

 






病院の中の”療養病棟”で働くナースと患者さんたちの話です。


療養病棟は患者さんの状態も悪く、帰宅困難な方が殆どです。


私は昨年、怪我をする半年前までは療養病棟にいました(今は介護病棟) 




医療物のドラマは多いけど、ここまでリアルなのは今までに無いな…というくらい患者さんたちの描写も中々リアルでした(現実はもっと凄いけど)


せん妄で大声で叫びながら暴れる方


認知症が進み、食べたのに食べてないという方  


自分の物を盗られたと訴える方


何十回もナースコールを押してくる方

↑PHSを持ってウォー!と凄い形相でカートを押して来るナースはリアルで笑ってしまった


実際は…もっと凄いですし、あんなにゆったりと仕事をしていられる事は程ど無いですが。


数時間前まで笑顔でお喋りしていた患者さんが急変して逝ってしまう。後を追うように他の患者さんも逝ってしまう、なんて事もよくある事だし。


同じ病室で隣のベッドの方にはお見舞いの方も多く来るのに自分の所には来ないからヤキモチ妬いて周りに八つ当たりする方もいる。

 

ナースマンやケアワーカー(介護士)やリハビリのスタッフの男性に好意を寄せるおばあちゃんもいます。


NHKドラマ 

 




そして介護に疲れた家族が「早く逝って欲しい」と願ってしまったり


NHKドラマ 

 





呼吸器やCVポート(皮下埋め込み型中心静脈アクセスポート)を付けてでも1日でも長く生きていて欲しいと願う家族も。


NHKドラマ 

 




ウチの病院では高齢の患者さんが多いですし、殆どの場合、状態が悪くなった時の医療的対応をどうするかは自分で選べる状態ではなくご家族の判断に委ねる事になります。



そんな患者さんやご家族をとても多く見てきたけど…


もし自分の親だったらどうなんだろう。


いざという時、父や母は何を望んでいて、私や妹や弟は何を望むんだろう。


そしてもし…自分だったら?


このドラマを勧めてきた同僚でもある友達は、常々、息子や娘に「私が倒れたら絶対に延命なんてしないで」って強く言ってあるから、と言っていたけど…


実際はどうなるのかな。


本人の訴えだったからと言って息子さんや娘さんは果たしてその通りに出来るのかな。



 自分で自分の事をいつまで、どこまで決められるのかな。

NHKドラマ 

 



誰にも平等に来るのが死…と言うけど


そこに至るまでの事は…平等ではないよな…と思ってしまうし。


多くの人は「親の死」という事に直面する。  


若い時は恋愛とか結婚の話題が多かったのに、子育てに懸命になっていて、終わったと思ったら親の介護や保険の事が話題の中心、なんて先輩や友達と笑っているけど



切実なリアルの中で


見ないように…


後回しにしてきた見たくないもの…


ちょっと切なくて考えさせられるドラマです。

 


こうやって書くと重くて見たくないって思っちゃうかもしれないけど、見てみて欲しい。

 


2話目まで放送してしまったけどNHKプラスに入ってる人は見られるし、3話目からでも良かったら…





今日はバレンタインデーだから


後で萌えブログ書ければいいなドキドキ



↓2~3日前の近所の空

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