vol.27 2021年秋-特別編-
この回は、特別編にします。
がん宣告からこの頃まで(約3年半)に実際に
メモに残した事をそのまま載せようと思います。
賛否両論あると思いますが、
当時思ったことや葛藤など、だいぶリアルな文章そですので。。。
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執行猶予か犯罪者のような気分。
お金も借りれない、ローンも組めない、まともな仕事にも就けない。
何度も宣告を受けるような気がする。
大きくなった、転移したなど。
生きようと努力しようとすると、また悪い結果で落ち込みたくない。
だったら何もしたくないと思ってしまう。
体調が良く外に飲みに行くと、俺の所には顔も出さないと言う奴がいる。
電話をかけてきて、電話にも出れないのかと言う奴もいる。自分がワガママになってきているのか、相手に心が無いのか色々と嫌になる。
どうせ死ぬ事が分かっているのに、延命の薬を毎月高い金で買う必要があるのか。
死刑囚の気持ちがわかるような気がする。
近々死ぬのは分かっていて、でも生かされてる。
生きたいとかじゃない。
乾電池で動くロボットと同じ感覚。
生きようとしてはいけない。
生きようとすると、喜怒哀楽する。
腹がたっても、それで行動しても
どうせ無駄なのだと思う。
だから生きようとしてはいけない。
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