- 太陽がいっぱい スペシャル・エディション (期間限定生産) [DVD]/アラン・ドロン,マリー・ラフォレ,モーリス・ロネ

- 風と共に去りぬ(1枚組) [DVD]/ビビアン・リー,クラーク・ゲーブル,オリビア・デ・ハビランド
今までこの分野で取り上げてきた人物は、ほとんどが女性だった。まぁ俺が男だから、無理もないと言えば無理もないんだけどね(苦笑)。ので、今回は男性を取り上げてみる。
「世界一セクシーな男」ということなんだが、セクシー(sexy)という英語を直訳すると「性的な、性的魅力のある、挑発的な」という日本語になる。が、これまた抽象的な言葉で、言葉ではなかなかイメージが湧きにくい(笑)。もっとも、日本でも「色気」という言葉があって、演劇界(映画や、特に歌舞伎の世界)では、この「色気」は重要視されており、セクシーという概念とほぼ同じだろう。
言葉ではイメージが湧きにくいので、具体例を挙げるが(以前「『あゆ』って、セクシー?」の記事でも書いたように)これはあくまでも男性から見た「セクシーな男」であって、女性が評価する「セクシーな男」というのは、また違った結論になるかも知れないね(笑)。
俺が「世界一セクシーな男」だと思うのは、やはりフランスの俳優アラン・ドロン(1935~ )である。彼は「太陽がいっぱい」(1960年)で俳優デヴューし、またたく間に世界的な映画俳優となった。
彼の出演作品を見た方は多いと思うが、正に彼は「(20世紀の)美男子の象徴」であり、映画で見せる立ち居振る舞いや、ちょっと崩したオシャレや、(その外見のカッコよさだけでなく)インタビューの時のフランス人らしいユーモアたっぷりの受け答え、等を見ると、彼の「男としてのセクシーさ」はスゴイと思う。
もし俺が女性だったら、そしてアラン・ドロンのような男に口説かれたとしたら…、まず「オチる」だろうなぁ(笑)。
男優としての魅力だけでなく、「男の生き方」まで含めてセクシーだな、と思うのは、「風と共に去りぬ」(マーガレット・ミッチェル著、1936年)の主人公レット・バトラーである。「風と共に去りぬ」の映画(1939年)でレット・バトラーを演じた米俳優クラーク・ゲーブル(1901~1960)は、正にピッタリのキャステイングである。
レット・バトラーのセクシーさを評価するには、外見的なイメージも必要なので、この映画の「クラーク・ゲーブル」を見て頂ければ、彼の「男の(生き方も含めた)セクシーさ」というものが分かってもらえるんじゃないかな。
アラン・ドロンにもレット・バトラー(クラーク・ゲーブル)にも共通しているのは、外見的な逞しさや男としての行動力、性格面での強さや優しさなどはもちろんなんだが、それ以外に「不良っぽさ、ワルっぽさ」ということがある。
男がセクシーであるためには、この要素は絶対必要で、(普通に恋愛している人でも)「あなたって、いい人ね」とお相手の女性から言われたら、残念ながら「あなたって、セクシーじゃないわね」と言われている、ということだ(笑)。
今流行の「植物系男子」なんかは、少なくとも「セクシー」ではないだろうなぁ。
もちろん、男でも女でも本当の「ワル」だったら困る。が、世の中の表も裏も知っている、という意味で、この「ワルっぽさ」ということは、確かに男の魅力の一つである。
この点について、いい教科書がある。英作家サマセット・モーム(1874~1965)の小説「女ごころ(邦題)」を読んでみて欲しい。これはモームの代表作ではないんだが、この小説に登場する主人公(男)は、世の中の表も裏も知っていて、その上で1人の女を口説き落していく…。その(描かれている)過程がなかなか面白い。
なおモームは東洋を愛し、シンガポールのラッフルズ・ホテルに滞在して執筆活動を続けた、というエピソードは有名である。
俺のこの記事に対して、(初めに書いたように)女性の方からは「男のセクシーさって、そんなんじゃないわよ」という反論も、当然あるだろうなぁ(苦笑)。これについては、コメント等、入れて頂ければウレシイです(笑)。
俺自身? どうかなぁ…。(自分のことは自分では評価できないけど)少なくとも今までに女性から「セクシーね」って、面と向かって言われたことは、残念ながら?無かったなぁ(苦笑)。


