僕の母は、趣味でジャズを歌っているのですが、
先日は、そのライブでした。
なんとド素人ながらに、母自らが主催のライブです。
ちなみに母は、67歳です^^
ゲストに、他のシンガーやバンドも数名参加し、
50人以上の観客で、ライブハウスが満席状態でした。
わが母ながらに、やるなぁ、といった感じです。
そのライブで、母が歌うところを見ていたわけですが、
母を見ながら一番何を感じたかというと、
「人生楽しんでいるなぁ」
ということでした。
ひと言でいうなら、
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自分の好きなように生きている
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誰にどう思われるかとか、これをやったらかっこ悪いとか、
そんなことは、母の中には一切なく、
ありのままで生きている姿がそこにありました。
過去を遡ると、母は、僕が10歳の時に離婚し、
そこから女手一つで3人の子供を育ててきました。
当時は昼も夜も働きづめでしたが、
それでも生活費が追いつかないので、数百万円の借金もあったようです。
母が帰ってくるのは、毎日夜中だったので、
僕ら子供だけで留守番し、晩御飯も自分たちで作って食べていました。
だから、家族団欒なんて、あり得なかったですね。
この頃母は、30~40歳あたり。
相当な苦労をしてきたのでしょう。
それから、僕ら子供たちが大きくなり、それぞれ自立していくにつれて、
母の負担も少しずつ減っていき、生活も楽になっていきました。
母は、夜の仕事から足を洗い、昼の仕事で認められて、
数十億円企業の役員になり、安定した生活を手に入れました。
そして今では、役員を退き、自分の趣味を楽しみながら生きています。
まさに、山あり、谷あり、そしてまた山ありの人生。
これまでも、母のように、
ありのままの自分で生きている人と出会ったことはあります。
僕が思うに、その人たちに共通していることは、
昔にとても辛い経験をしている、ということです。
人生どん底ともいえる経験です。
他人にどう思われるかを気にしながら生きていくのと、
何も飾らずにありのままで生きていくのと、
どちらが楽な生き方か、たいていの人は知っています。
でも、できない。
ありのままの自分を出すのが怖い。
きっと、人生どん底まで落ちるということは、
かっこつけるとか、恥ずかしいとか、誰にどう思われるかなんて、
生きていくためには、そんなことを、いちいち気にしていられない状況なのでしょう。
ありのままで生きようとしたのではなくて、ありのままで生きざるを得なかった。
自分をさらけ出さざるを得なかった。
だから、おそらく、他人の目を気にして生きている人は、
きっとこれまで、どん底を知ることなく、恵まれているのだと思います。
ありのままで生きる、という生き方はとても楽ですし、
この生き方が、あなたを幸せにしてくれます。
ただ、ありのままの自分で生きるために、
必ずしも、どん底の苦労をしないといけない、なんてことはありません。
他にも方法はありますから、ご安心を。