先日の耳の痛い学び | 三代目社長の等身大ブログ

三代目社長の等身大ブログ

名古屋の東区にて、父の後を継ぎ、可愛い3人娘を含む
大切な家族と三代目として米屋をやっております。 
そんな現在の自分を等身大で表現していきます。
よろしくお願いします。

さて、今回は二回に分けての更新。


ん???  初かな?


株式会社 アメディアの望月社長のご報告。


はい、まず驚いてください。


この社長は全盲の経営者です。


幼少の頃、視力を無くされ31歳にて起業。


仕事が終わり予定の無い日は毎日1キロ泳ぐそうです。


そして、ランニングもお好きで20キロほど走られます。


どうりで手引き(視覚障害の方に腕を軽く掴んでいただき少し前を歩き誘導する事)させていただいても


歩くのが早い。


そして、読書もたくさんされております。


いただいたレジメは6ページ全て誤字脱字も無く漢字等で書かれております。


会社から会場まで当たり前のように 「聞いて行きますから大丈夫ですよ」と言われました。


報告者のお席から演台までも、「五歩ですね、ええ自分で歩いて行くからいいですよ」と言われました。



この時点で理解できないでしょ?  色々と。


そして、望月さんの人生目標。


  『この世界から障害者を無くすこと』

(望月さんの障害者の認識は、障害を持ったことを負い目に感じ生きることだそうです。)


ですから、望月さん本人は障害者ではないです。




望月さんは自分に厳しく自己変革をされている。



また、障害者雇用で磨かれる企業体質という報告の中で、


1、適材適所の経営が学べる身体障害者の雇用。


2、業務分析が鍛えられる知的障害者の雇用。


3、社員の心の状態管理が磨かれる精神障害者雇用。


細かく書くと凄い厚みになるので気になった方は個別に連絡下さい。



今回の報告で特に鮮明に残ったこと。


「1を言ったら10を行え」


これは知的障害者には酷です。


でも、全ての人に言えることで、1~10を細分化し一人でなくチームで各パート全員が出来るようにしたら、


皆、驚くほどの力を発揮し会社が強くなる。




何か起こったときに、


『誰が悪いでなく、何が悪いのかを探る』


こいつが最も耳が痛かった。


誰、にすれば責任転嫁も出来、自分は傷つかない。


一人を犠牲にして解決した気になれる。


良くないと分かってはいるが・・・



はい、逃げません。  一番こいつを気をつけます。


ちなみに懇親会は隣に座らせていただいていたのだが、えっ!?  見えないんでしたっけ???


と何度も思ってしまった。



やはり役得だよね。



でも、何気に報告の中で言った言葉が頭から離れない。



「私は幸運にも目が見えませんから」 ・・・



望月さん初め、多方面にてお世話になった皆様本当にありがとうございました。   感謝。






~小さな幸せ~


天に好かれる丸二商店。

移動中は雨。 米を積み卸しするときは晴れるとまではいかないが雨がやむ。

色んなところで守られていることを実感できる。               感謝。