今日、父親が4回の抗がん剤投与を終えて退院する。
最初の入院から2か月半。
基本的に当初伝えられていた予定通りのスケジュールで1コース終了になった。
親世代は変に我慢するところがあるから実際のところは本人にしかわからないが、見た感じは一般的に見聞きする副作用の症状はほぼ無かったようだ。
これは本人は勿論だが、家族にとっても相当ラッキーだった。
副作用で苦しむ姿は見たくなかったし、対処するにも分からない事だらけで家族も相当アタフタしたと思う。
当然、そのうち経験値は上がったあろうけど、例えば当初揃えようとした物品なんかも今から思えば無駄な物ばかりだった。
最初から寝たきりの人間を想像してしまっていたんだな。
血液検査で出てくる副作用はあった。
好中球の減少が一番顕著に出たものだ。これは今回も出ているようで、来週初めに対処療法としての点滴を行うらしい。
これからは外界との接触が増えるゆえ、免疫力が下がった状態で放り出すのはダメなんだろう。
さて、始めて親が癌告知を受けて一番しんどかった期間と言うのは1クール目の入院までの数日だった。
とりあえず1クール目の入院当初は言われる事全てがお先真っ暗感満載の事ばかりで、もうネガティブな未来しか見えなかった。
実際、3クール目直後ぐらいにドクターから「当初は年を越せるかどうかはわからないと思っていた」と言われたらしい。
普段は幾分虚勢を張る傾向のある父親。
告知直後は若干パニックになってしまい関係先に色々暴走した発言をして回った為、仕事上は若干の悪影響が出てしまった。末っ子気質丸出しだったな。
それが副作用が思ったほど出ず、3クール目辺りで原発巣が小さくなっているようだと言われて以来俄然前向きになった。
病院側からすると迷惑な寧ろやったらあかん事なのかもしれないが、口にあわないと病院食をあまり食べず、母親が作って運ぶ飯を食べる毎日。
2週間の自宅での休薬期間の間もあまりじっとはせず、自宅敷地内とはいえせっせとトレーニング(私がトレーニング好きなので、実家に色々とトレーニング機器を置いている)に励み、自宅で庭いじり。
父親の癌発覚後、色々と読んだ書籍の一節にあった文
「生に執着し、自身で生きる為に必要だと思う事を前向きに行った人間が最後寿命をつかんでいる」
これを体現してくれているのかな。。。。って思っている。
実際の、本当の所は来週に行うというCT検査をしての結果次第だ。
早合点してぬか喜びだった、、、なんて事になるのも嫌なので楽観視は決してしていない。
ただ、今回徹底的に物事を「ポジティブ」に捉えようと、発言しようとは心掛けている。
少しでも良い方向に向かっていて貰いたいものだ。
とりあえず今日退院。ちょっとホッとしている。