自分で塾を経営している身ではありますが、
子どもが個別指導塾に通ったことが何度もあり、
個別指導塾を探したり、子どもの塾の面談に行ったりしたことが何度もあります。
子どもの学校(公立・私立ともに)でトラブルがあり、
要望を伝えに行ったり、それだけでは不十分で要望書を出したり、
副校長先生にお願いしに行ったりしたこともあります。
私自身、クレーマーではないと思うのですが(と自分では思っています。。。)、
男親としては、塾・学校とかなりの交渉をした部類の人間だと思います。
塾や学校との関わりを通じて、
塾や学校に希望通り動いてもらうのは、簡単なことではないと思っています。
これを言うと驚かれることがよくあるのですが、
個別指導塾と言っても、なかなか動いてくれるものではありません。
個別でも要望事項がなかなか通らないことは珍しくありません。
自分の経験として、個別指導塾の教室長との面談で、
これはお願いできるものでしょうか?、と打診してみると、
「その通り、対応させていただきます」とおっしゃっていただけます。
え、こんなことも?、ということでも、「はい、担当に伝えさせていただきます」と丁重な返事があります。
しかし、現場に話が通っていないということが、後からわかります。
予想通り、教室長がそう言ったとしても、教室長の業務時間の限界がありますし、
現場の大学生の力にも限界があります。教室長から指示されていない可能性が大きいですし、
指示しても大学生が動いていない可能性があります。
教室長から大学生講師へのチェックもされていません。
学校も同様で、学校の先生は、指示されることに慣れていないので、
保護者の依頼に対して、その場ではYESとうなずいていても、
実際には行動していないことも多々あります。
目の前の子どもに平等に対応する方が重要で、
「なぜ、特定の保護者のニーズに応えなければならない?」と考えるでしょう。
ある業界では、強引な形で無理難題のクレームをされた場合は、
表面上は「はいはい」言って、後からできるだけ高い値段を請求するらしいです。
他の業界でも似たり寄ったりのことは少なからずだと思います。
塾や学校との付き合いは、保護者の腕の見せ所というところがあると思います。
どうやったら、希望通りに動いてもらえるか。
人間との付き合いと同じだと思いますが、
信頼関係を丁寧に築いていくことだ第一だと思います。
適度な頻度でコミュニケーションを取る、相手の立場を尊重する、
感謝の気持ちを伝える、家庭の事情も適度に話す、
そうすることで、信頼関係ができていくと思います。
相手が、その人のためなら喜んで働こう!、という状態を作り出すことです。
その中で、お願いしたいことは、
できるだけ相手が実行しやすいような形でお願いする、というのがいいと思います。
時々、塾や学校は使い倒せ、のようなアドバイスを見かけます。
お金を払っているんだからそれは当然だ、という主張なのですが、
そういうスタンスは、あまり子どもにとってもいい結果にならないと思います。
塾学校に限らずだと思います。
何かを金銭を払ってお願いする際でも、
相手が働きやすい状態を作ることが、自分にとっても(子どもの教育上も)
長期的に利益になると思います。
※私自身は、保護者の方とトラブルにならないように、
できそうもないことは、できない、ということを入塾前の段階で、
できるだけ説明しています。
その結果、入塾しない方もいらっしゃると思いますが、
保護者の方とよい良い関係を作っていくには、そういう努力が必要だと思いますし、
まだまだ努力をしなければならないと思っています。
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