中学受験で相当な分量を勉強することになりますが、
これによって特別な資質が身につくわけではないと私は考えています。
もし、特別な資質が身につくならば、たとえば、東大合格者は
私立中学経験者でもっと独占されているはずですが、
今でも公立高校出身者がかなり健闘しています。
(コロナ禍で公立高校が躍進したのはご存知の方も多いと思います)
各界で活躍している人を見ても、中学受験経験者ばかりということは特にないと思います。
一般的に、学校で学ぶ分量を増やすことで、学力が上がったり経済成長につながったり、
という相関関係を明確に示すデータは存在しません。
既に日本の学習指導要領は国際的にみても相当な高い水準にあり、
小中学校段階は相当に高い学力水準を維持ている訳ですが、
相当な低成長が長年続いていますし、大学は国際的見て全くレベルが高くありません。
中学受験でも同じで、たくさんの分量を勉強することで、
何か特別なものが身につく訳ではありません。
より偏差値の高い中学に合格しやすくなるというメリットはもちろんありますが、
永続的な資質そのものが変化する可能性は高くはありません。
ですから、どう学ぶかの方に注目するべきだと私は思っています。
子どもの長期的な(数十年単位での)成長を促進するような関わり。
これを考えなければならないと思います。
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