中学受験のいいところの一つに、
子どもと一緒に勉強できる、というのがあると思います。
高校受験でも保護者が教えるというケースはしばしばありますが、
中２くらいになると、段々厳しくなります。
内容が難しくなるというよりも、親子で教えることに限界が出てくると思います。
それに比べると、中学受験は一緒に勉強するということが圧倒的に容易です。
（少なくとも小４～小５くらいで、一緒に勉強できないという場合は、
親子の関わりのスタンスを修正された方がいいかもしれません。）
保護者の方が「これ、なかなか面白い問題だな～」
「よくできているね～」など、子どもが面白がるような形で一緒にできると、
子どもも勉強するようになります。
中学生になってからこれをやるのは難しいですが、
小学生のうちなら、やりやすいです。
中学受験の最大の意義は、○○中学に入るということよりも、
保護者との関わりを通じて、生きていく自信を養えることにあると思います。
（関わり方次第では、勉強嫌いにさせる、というリスクもあります）
時間が取れない場合も多いと思いますが、
子どもが受験を終えるまで、少しだけ他のことを減らして、
子どもの勉強に向ける時間を作っていただくといいと思います。
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