都立高校が、男女別に定員を設定して募集を行っていることが、批判されています。
現状、40校ほどで男女別定員緩和という措置が取れていますが、
この定員緩和の枠の割合を増やす(現状1割で、これを2割にする)、
定員緩和実施校を増やす、などの措置が取られていくことと思います。
これまでの経緯を考えますと、教育現場に急激な変化による混乱が発生しないように
配慮されるだろうと予想されます。
数年以上かけて、徐々に修正されるだと思います。
家庭では、この件について、すぐに対応しなければならないことは、あまりないと思います。
都立高校の男女別定員募集が減る方向で動いた場合、
割りを食うのは、都内の私立女子校です。
私立女子校は、女子を都立に取られることになるので、生徒募集に苦戦することになります。
私立共学校は、女子が減ってもその分男子を増やせるので、影響はほぼないと思われます。
私立女子校の易しめの学校は、経営が行き詰まり、共学化に踏み切る学校が出てくるだろうと予想されます。
女子校という、女子のための選択肢が減ってしまう可能性があります。
もちろん、都立高校の男女別定員募集の削減による恩恵の方が大きいですから、
仕方ないことではあります。
また、”男子校”とか”女子校”という機能は歴史的にとっくに終わっているという議論もあり、
仕方ないかもしれません。
個人的には、男子校とか女子校というくくりではなく、
男女問わずに、より多くの個性が尊重される高校がもっと多く必要だと思います。
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