中学入試で適性検査型入試を実施する学校が増えている、というニュースです。
塾関係者にとりましては、これは全く新しい話ではなく、
だいぶ前から徐々に進行していることは常識として了解していました。
記事で取り上げられている宝仙は、定員の三分の一をこの適性検査型入試になっています。
宝仙は特別に募集枠が大きいですが、
共立女子では、13%です。
聖徳学園は古くから導入していますが、約1割。
その他の学校では、1割に満たない程度と思います。
こうした動きを踏まえておくことは、保護者にとってももちろん大事ですが、
報道されているとはいえ、まだその程度であり、
基本的には従来の私立型入試の募集枠がほとんどであるということも
踏まえておく必要はあります。
(もっとも、従来の私立型入試の募集枠においても、
適性検査型の問題を少しだけ出題する導入している学校も増えています。)