家事育児に価値が置かれる社会 | 中学受験・高校受験 学力を伸ばす方法

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学習塾「テイクオフ」は2023年2月19日で閉塾しました。
18年間、誠にありがとうございました。

森下武三は、森下和装工業(横浜市)で
畳・襖・障子の仕事をしています。

家事や育児が軽視されてる気がします。
 
女性の社会進出は相当に進んだと思います。
共働き家庭は増えました。
同じ共働きでも、女性の勤務時間が増えました。
 
仕事=男、家事育児=女性、
という構図が、ほんの数十年前までありましたが、ずいぶん変わりました。
 
仕事=男・女、家事育児=女性(ときどき男性)、
という構図になってきました。
 
理想とされているのは、
仕事=男女、家事育児=男女、
です。
しかし、この理想は、無理があるのではないか、という気がします。
 
肉体労働は、男性が得意です。
数百万年の間、狩猟を担当していた男性の遺伝子があります。
 
子育ては、女性が得意です。
数百万年の間、家事育児を担当していた女性の遺伝子があります。
小さな子どもは、高い声により反応する、という実証結果もあります。
柔らかいものに愛着を示す、という動物実験結果もあります。
(教育心理学のテキストで取り上げられています)
 
すべて均等に、というのは無理があるように思います。
 
それよりも、家事育児に、もっと価値が置かれる社会の方がいいかなと思います。
 
例えば、学習指導要領改革を行い、家事育児の基本的な実践まで、
しっかり習得させる、とか。
財政改革で、家事育児支援をさらに充実させる、とか。
(その分、無駄な分をカット。。。これは書くと波風が立つので止めますが、
文部科学省管轄だけでも、相当に無駄があると思います。)
いろいろな方法があると思います。
私としては、家事育児を通じて、
意外に楽しい生活ができる、という実践例を
拡散していきたいと思っています。