受験勉強は自転車が乗れるようになるプロセスに似ています。
どんなに立派な説明を長時間聞いたとしても、
自分で乗ってみる、という練習をしないことは、
自転車は乗れるようになりません。
ハンドルをどのくらいの力で持てば、まっすぐを保てるのか。
サドルに乗って、どのくらいどちらに体重をかければ、
倒れないのか。
試行錯誤を繰り返して、少しずつ直進できる距離が伸びます。
説明を聞いただけでできるようになる子はいません。
受験勉強も似ています。
自分で操作してみる、という時間を作らないことには、
できるようになりません。
塾での問題演習の時間だけでは足りません。
家庭で問題を解いてみる時間が必要です。
(宿題は習得のためのツールです)
「わからないところは塾で聞いてきなさい。
テストで出るところは説明されているんだから、
話を聞いていれば、できるはずでしょ。」
というのは確かに一理あるのですが、
話を聞いただけでできるようにはなりません。
問題の所在は、ほとんどの場合、
適切なレベルでの、適切な分量の問題演習の時間が
取れていない、ことにあります。
適切なレベル?、と言いますのは、
例えば、サドルが高すぎる自転車で練習している場合、
なかなかバランスを取る感覚が身に付きません。
まずは、完全に足が地面につく高さで練習を始めなければなりません。
それと同じで、難易度が十分かどうか(まずは易し過ぎるくらいで十分です)、
確認が必要です。
☆ホームページ:http://www.takeoff-takeoff.com
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