アメリカの大統領選、まさかのトランプ氏の当選となりました。
しかし、年明けの中学受験に関しては、すぐに影響することは何もありません。
既に入試問題はほぼ出来上がっている時期です。
興味深いのは、今後の私学の学校運営に与えるインパクトです。
過去３０年以上にわたり、「国際化」「グローバル化」に対応していくことが
伸びる私学の王道だった訳ですが、今後はこれが崩れる可能性が出て来ました。
恐らく、単純なグローバル化時代は終焉を迎え、新しい局面に突入していくでしょう。
グローバル化の勢いは減速し、（とはいえグローバル化そのものは続くでしょうけれども、）
内向きなローカリゼーションも進行する、という相矛盾した方向性が
同時に進む形になると思います。そうなると、分業的社会が進行し、
これまで以上に個性が尊重される社会になる。それは社会の趨勢として
必然的な流れかな、、、、と私は思います。
グローバル化対応の学校カリキュラムは、ある意味、それほど難しくなかった訳ですが
脱グローバル化時代に求められるカリキュラム開発は容易ではありません。
一早くこれを開発する学校はどこか。
これは今後注目したいところです。
※トランプ氏を支持するとかクリントン氏を支持するとか、そういう
ことを意図した記事ではありません。
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