1/26・1/27は、都立推薦入試です。
生徒には、
当たって砕けて、バラバラになってこい！
というアドバイスをしました。
というのは、もちろん、冗談ですよ。
もし、「自分はついていると思いますか？」、と聞かれたら、
「はい」と答えるように、とアドバイスしました。
この質問は、松下幸之助さんが入社面接でしたことで知られています。
ついているか？と問われて、はい、と答えた者を採用したという話です。
誰かにはいつも運の良いことが起きて、
誰かにはいつも運の悪いことが起きる、ということはありません。
受け取る側がどう感じるか、というだけの問題です。
「あたなは幸せですか？」
という質問も同じです。
誰も大差ない環境で、その与えられたものを幸せと感じるか、
それに不服と感じるか、だけの違いです。
運が良いと感じるならば、何が起きても、それをプラスに変えて、
いい方向に物事を運んでいくことができます。
運が悪いと感じてしまうと、何が起きても、「やっぱりオレはだめだ」と
なってしまって、何をやってもうまくいかない、ということになります。
「ついていると思いますか？」
などという質問が、高校入試の面接でされることはまずないでしょう。
しかし、「はい」と答えられる思考回路を持っていなければなりません。
「ついている」と思えれば、答えにくい質問でも、
肯定的な側面を捉えた回答ができるでしょう。
受験生には、自分のいいところをしっかり出してきてほしいと思います。
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