女子は国語ができる、でも算数数学がダメ。
この傾向は、進化の過程で獲得されたもので(つまり遺伝的なもので)、
すぐにはどうこうできるものではない、と私は思っています。
もちろん、個人個人に限ってみれば、指導の仕方や勉強の仕方によって
改善の余地は相当にあります。
しかし、国語が滅法ダメな男子全員ががんばって国語を勉強すれば、
算数数学よりも得意になるかというと、その可能性はまずないだろうと思います。
(同様に、算数数学が苦手な女子全員がしゃかりきになって算数数学を勉強しても、
ある程度は伸ばせても、得意科目を逆転するほどまでには、いかないと思います。)
脳内血流量を計測すると、言語情報処理の際に血流量が増加する脳内の部位と、
数的情報処理の際に血流量が増加する脳内の部位は、違うようです。
どこまで厳密に調査が行われたか定かではありませんが、
個人的には、恐らくこれは正しいだろうと思っています。
そのように考えるのは、
恐らく人類誕生から数百万年という期間において、
算数数学のできる男性は生き残るのに有利であり、国語のできる女性は生き残るのに有利であった、
と思われるからです。
男性には、獲物を取り、集団内でそれを公平に分配するという役割があって、
つまり割り算を正しく実行して理性的に分配できれば、その集団・個体は生き残るできたと思われます。
意志伝達の能力も必要だったでしょうけど、それよりも食料や資源を計画的に理性的に
分配するということが、生き残るのに決定的な意味を持っていたのではないかと思います。
女性には、資源分配の機能はなく、その代わりに、育児などの役割があったと思われます。
子どもに生きる術や危険を伝えることができれば、つまり国語ができれば、生存に有利だった
のではないかと思います。
受験という場面で考えますと、得意不得意というのは、性格などと同じで、
ある程度は遺伝的なものがありますので、急に逆転するほど変わるということはあまりありません。
不得意な科目は、有る程度は仕方ないと受け止めて、あまりに大きく足をひっぱることがない程度に
できるようにする、ということを目標にすればいいと思います。
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