成績なしで、子どもの成績を大雑把に推測する方法があります。
保護者の方でも、幾つか思いつくかもしれません。
子どもの話し方、服装、行儀の良さ、遊び方、交友関係、、、、などが上げられるかもしれません。
小4、小5くらいまでの、教室内で推測する方法としては、テキストの出し方、というのがあります。
「じゃ、○○のテキストを出して~」と言われて、
すぐに机の上に出ていたものをしまって、カバンからそのテキストがすっと出せるかどうかです。
要領の良さと言っても良いものです。
小4、小5くらいまでですと、個人差があります。
これがさっとできる子どもは、成績が良い場合が多いです。
更に、これから説明が始まるであろうページを予想して開けている、という場合は、
さらに高い確率で成績が良いです。
小6くらいになると、少しずつ、勉強が苦手な子どもでも、こういうことはさっとできるようになり、
中2~中3くらいですと、かなり個人差は見られなくなります。
で、申し上げたいことは何かと言いますと、
一つは、現在、小4や小5で、子どもが整理が遅くて遅くてイライラする、
というご家庭は少なくないと思います。
「この子は、果たして、ちゃんと片付けということをできるようになるのだろうか。」
という疑問を持たれると思いますが、誰でもある程度はできるようになります。
整理上手にまでなるかどうかわかりませんが、
授業のような場では、それほど他の子どもと差がないレベルにはなります。
そういう意味で、御心配はいらないのではないか、ということです。
もう一つは、年齢を経るに従って個人差が縮まるとしても、小4や小5段階で、
要領よく片付けることが苦手な子どもにとって、多数のテキストを使いこなすのは容易ではありません。
整理が苦手な子どもには、負担の小さい方法を取るのがいいと思います。
具体的には、ブック形式のテキストか、プリント形式のテキストか、という選択肢があるなら、
ブック形式の方が、勉強はしやすいだろうと思われます。(そういう意味では、サ○ックスさんのような
プリント形式は避けた方がいいということになります。サ○ックスさん、ごめんなさい。)
また、問題を解くのに、テキスト書き込み形式か、ノートに書く形式か、という選択肢があるなら、
テキスト書き込み形式の方が、負担を減らせるということになります。
片付けるという作業は、その処理のために、一定の脳内資源を要求します。
本人にとって、脳内資源全体に対して一定のレベル以上の資源量を要求される処理の場合、
一時に処理ができないため、滞るということになると思われます。
そういう処理は細分化することで一定のレベル以下の処理になりますので、
苦痛を伴わず処理できるようになると考えられますが、現実にはそうした負担軽減の細分化処理を
ご家庭でやるのは困難と思います。
年齢を経るに従って、脳内資源全体が増えますので、片付けるという作業処理の要求資源量は、
誰にとっても、脳内資源全体に対して一定のレベル以下となります。
その結果、個人差はあまり見られなくなる、ということになると思います。
ですから、小4で片付けが全然できない、という場合、それはあまり気になさらず、
とは言え、数年単位で時間を要する事柄ですから、当面は、
子どもの現状に合わせた学習スタイルを選択するのがいいのではないかと思います。
自分の子どもが要領がいいのかどうか、を判断する材料としては、
学校の授業参観、というのがあると思います。
子どもの要領の良さが他の子どもと比べてどうなのか、ということがわかると思います。
※例外も当然、あります。要領が悪いようで、テストはできる、ということもありますし、
要領がいいが、テストではあまりできない、ということもあります。
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