※参考データ 首都圏模試80%の偏差値
富士見 【2/1】58 【2/2】57 【2/3】56
東京成徳 【2/1午後】52 【2/2午後】51 【2/3午後】54
明治学院 【2/4】56
そして、A子さんは54くらいです。
A子さんの受験校情報は、
http://www.takeoff-takeoff.com/record.html
の『受験校直前チェックシート』をご確認ください。
A子ママ「模試の結果シートを見て、学校ごとに表示されている合格可能性を記入すればいい訳ですよね?」
塾教師「そうです。それから、一番下の行が、いずれかに合格する可能性です。
例えば、直近3回の模試での平均の合格可能性は、2月1日の富士見が37%、東京成徳が80%です。
ということは、両方とも不合格になる確率は、(1-0.37)*(1-0.8)=0.126です。
ということは、どちらかに合格する確率は、1-0.126=0.874です。
すべての事象は独立ですから、確率を掛け合わせるという計算方法で問題ありません。
四捨五入処理のために小数第三位での違いがありますが、これは無視できます。」
A子ママ「初日でどちらかに合格する可能性が87.4%ということですね。そういう数字を見ると、安心します。統計的に考えれば、そういう確率で合格する、ということですね。」
塾教師「そうです。あくまで、模試の結果から統計的に計算すれば、という前提ですが、実感としても信頼性は十分にあると思います。同じように、その後の日程についても、合格するという事象の余事象をかけあわせて(不合格が連続する確率を求めることと同じ)、その余事象を求めるという単純な方法で、いずれかに合格する確率を求めています。」
A子ママ「こういうシートは初めて見ました。」
塾教師「他の塾さんで作っているところがあるかどうか、私はわかりません。このシートは私が作ったものです。数式は単純ですので、誰でも簡単に作れます。
各学校の合格可能性の部分の数字を、色々いじって試してみて頂ければと思います。いずれかに合格する可能性は、合格可能性80%のような合格確実校を入れることで大きく高められることがわかりますし、それより顕著にわかるのは、受験機会を多くすることで、ほぼ100%という水準まで可能性を高めることができることです。どなたも“とにかく合格させなければ“という焦りがこの時期あると思いますが、最も効果的なのは、受験機会を増やすことです。」
A子ママ「私の場合は、このような受験パターンでいいですか?」
塾教師「はい。併願パターンは”M型“とか、”W型“とか言われますが、A子さんの併願パターンは、午後入試を活用した”W型“ということになると思います。結局は、MでもWでも何でも良くって、合格可能性に帰着する議論です。合格確実校(80%の学校)の受験機会が3回もありますから、これなら心配いりません。」
A子ママ「良かったです。今日はよく眠れそうです。ありがとうございました。」
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