A子ママ「ちなみに、その、ひのき秀英学院という塾は、今もありますか?」
塾教師「いえ、ありません。私が卒業してしばらくして、消滅したと思います。合併されたのか、倒産になったのかわかりません。私が大学生の頃には、校舎がなくなっていたのを覚えています。」
A子ママ「潰れるような予兆はありました?」
塾教師「当時はそんなこと思ったことありません。しかし、運営に問題があったのだと思います。イカチン先生みたいな人がいましたし、宿題は膨大な量が出されていました。私は真面目に終わらせていましたが、友達は全然終わっていない、と平気で言っていました。チェックもありませんでした。それと、困ったのが、テキストの解答は全教科一切配布されなかったんです。」
A子ママ「自分の解いた宿題が合っているかどうか、わかりませんね。」
塾教師「そうなんです。あれはひどかったですね。コスト削減目的で、解答を作成していなかったのかなと思います。ですから、見直しもできませんし、家庭学習する場合も、塾のテキストは使えませんでした。」
A子ママ「何を使って勉強したんですか?」
塾教師「塾で、応用自在を見ておけ!とよく言われていたので、それを買って勉強していました。間違えた問題は印をつけておいて、何度も何度も解きました。ただ、理科社会はもう少し体系的に詳しく説明してある参考書が欲しいなと段々思うようになりました。難しい用語もあまり載っていません。
で、12月ころだったと思います、父が受験全解を買ってきてくれて、この充実ぶりに感動しました。」
A子ママ「日能研から出されているものですよね?」
塾教師「そうです。首都圏模試で偏差値60半ばくらいまでの学校の対策としては、応用自在や自由自在は優れていると思います。参考書として使われる方も多いでしょうし、関西方面の塾では表紙だけ代えて、参考書として配布しているところもあると聞いています。カラー版で、コンパクトに重要な点を学習できますし、辞書的に使うというのもいいと思います。しかし、最難関校対策としては、見やすさは劣りますが、受験全解に軍配が上がるという気がします。
ま、どちらにしても、まずは塾で使用しているテキストをしっかり勉強する方が何より重要です。普段使っているものを解き直すこと、テストなどをやり直すこと、できれば1~2カ月くらい経ったタイミングで、3回目をやってみること。
その上で、余力があれば参考書のようなものを使うという方法もある、という意味です。使うべきだと推薦している訳ではありません。」
A子ママ「自由自在というのは何ですか?」
塾教師「中身は応用自在と大差ありません。応用自在は学研、自由自在は受験研究社が出版しています。大差ないです。」
A子ママ「参考書についてはわかりましたが、使うべき問題集などはありますか?」
塾教師「使うべきというのは特にありません。塾で配布されているもので基本的には十分です。唯一、私の塾では、小6の秋以降は、できれば、理科社会の総まとめ問題集を家でやるようにと言っています。他の塾さんではもっと早い時期から使用されていると思いますし、私も余力のある生徒さんには早い時期からの使用を薦めますが、中堅校を受ける生徒さんの実態を考えますと、私はそのくらいの時期でいいと思っています。」
A子ママ「総まとめ問題集って、何ですか?」
塾教師「暗記事項の総復習がコンパクトにできるようにまとめられているもので、日能研から『メモリーチェック』、旺文社から『でる順』、このどちらかを薦めています。首都圏模試の偏差値50代半ばくらいまでの学校を受ける場合は、『でる順』の方がいいと思います。『メモリーチェック』は詳しすぎて、余計なものを勉強することになってしまいます。偏差値50代半ば以上の学校を受けるなら、『メモリーチェック』の方がいいかもしれません。」
A子ママ「アンチ日能研だと思っていましたが、今日はやけに日能研びいきですね。お金、もらっています?」
塾教師「日能研から100万アメGもらいました。」
A子ママ「え?!そんなに?って、そのギャグ、アメーバブログの人しかわからないでしょ。」
塾教師「すみません、一銭ももらっていませんよ。どこかの塾さんをひいきするつもりもありません。ひいき秀英学院じゃないんですから。。。これ←、笑えない方は、すみません、ちょっと危険なシリーズを最初の方から読み直して下さい。」
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