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保護者の方の中には、
“○○君のママは、つきっきりで教えているらしい”
“○○ちゃんの成績がいいのは、パパとママが両方で勉強を教えているかららしい”
という話を聞いて、“私も教えなければ。うちの子の成績は親の責任。”と焦るかもしれませんが、
“無理してでも教えなければ”、とか、“子どもの成績は親のせい”、と考える方が、
余計なストレスを抱えることになってしまい、“気付いたら1週間子どもに笑顔を見せていなかった”、
というようなことになってしまうと思います。
実際、親は勉強を基本的に教えない、という家庭も少なくありません。
家で教えているとしても、“国語は見てあげられるけど、その他の教科はムリ”
“週末にパパが少しだけ勉強を見てあげる”というような場合も多いと思います。
家庭の方針や事情に沿って、家庭の話し合いでお決めになればいいと思います。
時間の経過とともに、子どもも変化しますし、勉強内容に親が段々ついていけなくなる、
ということもあります。責任を抱え込まずに、柔軟に対応すればよいと思います。
子どもが自分の力で勉強して合格するというのも、大変貴重な経験になります。
どちらかと言えば、関わり過ぎの方が、その後に問題を残すという意味で気をつけなければならないと思います。
何でも先回りして、子どもに考えて決めさせるということをしないと、
自分で考える、自分で決めてそのことに責任を持つ、という姿勢が身につきません。
また、先に述べましたように、余計なストレスを抱え込むことになれば、長期的な子どもの成長にマイナスに響きます。
もし、“教えているとイライラして叱ってばかり”という場合は、当面、教えずに様子を見るべきです。
そして、勉強を教える、という側面以外でのサポートをされればいいと思います。
★ 個人的な経験から ★
私自身、中学受験で父に勉強を教えてもらいました。”何でこんなこともわからないんだ!“
と何度か叩かれました。子どもなりに一生懸命やっていても、わからないものはどうにもわからない訳で、
わかっている親の側には子どものわからない心理がなかなかわからないものです。
自分の子どもの場合はどうしても”できるはず“と思ってしまうものですが、
保護者の方には、是非、冷静に、温かく、子どもの様子を見てほしいと思います。
(2011年5月6日のメルマガ第6号から)
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