鈴木健夫の-福音的-どたばた日記 -6ページ目

幸福と祝福

「幸福」はハピネスといい、「祝福」はブリージングという。
「幸福」というのは、お金が入れば幸福、無くなれば不幸ということ。
「祝福」というのは、喜びと似たようなもので、ものがあるとかないとかではなくて、どういう状況の中でも、台風の目のように、安らぎを味わう生き方のこと。
アーサー・ホーランド



「どういう状況」という内の、外的状況には大分慣れた。
後は、身内の状況変化への対応である。
仲間、家族、兄弟姉妹・・・・気をゆるしている分だけ、サタンの誘惑に使われ易い。
また、愛している分、裏切られたと感じた時には、腹が立つ。
腹が立った時に、どれだけ早く、主を頼めるかが勝負の分かれ目。
主の御旨に添えるか、サタンの思惑に乗せられるか。

誰でも、サタンの誘惑に遭う。
中でも、「非は相手にある。私が正義だ」と思って行動している時が、厄介。
「監視カメラで自分を見張る」という視点が必要だ。
「モニターに映った自分」を観る時の、感想と評価を忘れてはいけない。
その視点からでないと、自分に与えられた祝福は見えないから。
祝福が自覚できていれば、相手を責めずに済む。


あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。
祝福すべきであって、のろってはいけません。
ローマ 12:14






今日の出来上がり24

同い年の、高校の先生からご注文いただいた、
古い聖書の革装丁。
大きい聖書でないと、もう字が小さくて読めないって・・
分かります。
おじさん達には、切実な問題ですよね?
「一生大事に使うよ」などと言っていただくと、
そりゃあ、制作者冥利につきますよ。(笑)



鈴木健夫の-福音的-どたばた日記
銀ラメの革で背表紙に十字架を入れました。

鈴木健夫の-福音的-どたばた日記
小口には、前回のカバー同様の、マグネット付のベルトを付けました。

鈴木健夫の-福音的-どたばた日記

沈丁花の香り:花粉の季節

今シーズン初めて、沈丁花が香った。
10代の時には受験を彷彿させ、20代ではナンパシーズンを、30代では花粉症の到来を喚起させた。

まず、鼻がむずむずし始める。
それが原因不明(花粉に決まっているのだが)の痒みに変わり、くしゃみが出てくる。
ティッシュを細長く丸め、鼻の穴に突っ込み、これでもか(ドライバーで、木ネジを絞める気合い)と、回転させてみるが、痒みは収まらない。
そうこうしているうちに、鼻水が沁みだし・・・という具合でした。
しかし、40代の時に出会った高名な耳鼻科の先生のアドバイスを、藁をもすがる気持ちで、忠実に実行しました。
それは、薬も、特別な食べ物も使わない、経済的この上ない方法でした。

1.汗で濡れたシャツを出来るだけ、早く乾いたものに替える。
サラリーマンだった私は、予備のTシャツ2枚を持参して、会社到着と昼休みのタイミングで着替え、退社のときには、Tシャツを脱ぎワイシャツだけになって電車に乗った。

2.温かいお湯をはった湯舟に、肩まで浸かる。
シャワーだけで済ませず、体を温める。

3.寝る時だけでいいから、クーラーを切る。
自然の風はOKなので、網戸だけで、窓は全開。
夏場、私の寝床は10数年からリビングのフローリング直です。
全ては、「免疫力の回復」を目的にした「生活習慣」の改善のアドバイスでした。

症状は翌年から確実に(自覚的に)改善され、花粉が多い日以外は、くしゃみ・鼻水が止まりました。
2シーズン、3シーズンと年を追うごとに症状は軽くなりました。
4シーズン目、「花粉の大豊作」と告げられたシーズンを無事に切り抜け、私は完治を自覚しました。

それ以降、沈丁花にあった憂鬱なイメージは消えうせ、魅惑的な香を思い切り吸い込んでいます。
それ以外の特典も山ほど・・・そちらは、またいずれの機会で(笑)