インド洋の島スリランカに | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

日本から約9時間、ほぼ満席状態のスリランカ航空にて首都のコロンボに昨日到着しました。航空機内は大半がスリランカ人と思うわれる方で、観光客の姿はまだありません。作連10月より日本への外国人の入国がも認められるようになって、やっと日本に滞在していたルスリランカの方々も久しぶりに母国に帰る方も多いかと。

 

搭乗口で出会った男性は東京四谷のスリランカ料理の店に勤務、コロナで帰ることができず、ずっとこの日を待っていたそうです。日本を出国できても入国ができなかったら、日本での仕事を失ってしまいますものね。とても流暢な日本語でした。日本にはスリランカ料理の店は結構あります。

 

スリランカはシンハラ人とタミール人が住む国です。香辛料を使用した料理が中心となります。今回の旅は四つ足の肉は食べない方のツアーですが、この国では全く問題ありません。機内食もベジタリアンメニューが大変豊富で何種類かありました。おかしなことに自分ではその中のメニューを選べないのですが、前後の席で内容を比較することができる楽しみがあるという初めての体験でした。豆腐、野菜、お豆をふんだんに使用したメニューで大好評でした。

 

スリランカは昨年も中国政府とどっぷり繋がっていた大統領が祖国からシンガポール、マレーシアの逃避行、国民に弾圧され、新しい大統領に変わっていますがまだまだ大きな問題を抱えています。また同じ一族が政権を握っているからです。港を押さえられ経済的困窮の状態です。ガソリンの値段は1年前に比べて2倍以上に膨れ上がっています。民間の車は1週間で購入できるガソリンはたったの20ℓに制限されています。

 

コロナの問題もあり、観光国スリランカを訪問する人は激減、今回の日本語ガイドさんも2年半ぶりの日本人のツアーの案内ができて本当にうれしいと、歓待されました。そして滞在先のニゴンボのホテルの夕食もホテル側が特別に大盛りのカニ料理を用意してくれました。

 

朝日が昇り、今日はローズクオークマウンテンに向かいます。そして世界遺産のシギリアロック、竹内文書の記録にも残るゴールへと私自身がとても楽しみにして出発したスリランカの旅です。以前は大変混みあっていたシギリアロックもまだ静かだそうです。やはり一歩早く、意を決しての旅はいつもトクトクです。