三和 導代 です。
11月30日に出国、数時間前に自宅に到着しました。今回のコースは西アフリカの秘境、ギニアから南西セネガルと超マニャックな旅でした。ホテルも推して知るべし。WIFIも使えないところがほとんどでamebloの更新など夢の世界でした。
実は出発前の1週間前から体調を崩し、熱を題していました。一週間前の無料の抗原検査で陽性の結果、気合で出発前日のPCR検査で陰性の結果ともらい、晴れて出発。ところが成田空空港のカウンターでもギニアのコナクリでも頑張って取得したPCR検査の陰性証明は全く意味をなしせん。これが現実なのです。ギニアでもセネガルでも外務省の案内ではワクチン証明かPCRの陰性証明が必要とありますが、実際には全く不要でした。
そうもうコロナのことなんて忘れています。もちろんマスクなんてしていない快適な世界です。また成田に戻ると原始社会に戻っているのには本当に疲れます。
さてギニアですが、様々なクーデターが続く政権が不安定な国の一つではありますが、どこの道も全く整備されておらず4WDにもかかわらず、ずっと5日間4WDの中で揺れっぱなしでした。穴がぼこぼこ。日本のトヨタの中古4WDは大活躍です。そしてドライバーの腕も修理技術もプロ中のプロと言えるかと思います。ここまでインフラが整っていない国も珍しい。1959年にフランスから独立し周囲のフランス領の国とは異なって独自通貨を使用しています。
大統領は自分の地位と命を守るだけでインフラにまでお金をかける余裕はなかったのでしょう。現在は他のアフリカの国々と同様の中国企業が入って道路整備にあたっています。トップ同士の合意のもとにまたまた手抜き工事の道路でしょう。積載量に制限のない巨大なトラックが往来しますので、かなり道路も強固に建設しないと、すぐに穴があくのです。その残骸が国中に広がっているのです。
ギニア植生が豊かで雨期明けのこのシーズンは窓をかけますと、良き香りが漂ってきます。日本には見られない樹々は本当に目に眩しい。どんながたがた道でも幸せ一杯にしてくれます。
道すがらには観光客用のレストランは一件もありませんが、それも現地の人と同じ食事が食せるのは幸せです。フルーツは山盛り。今の季節はスイカです。大きなスイカが街道沿いを埋め尽くします。パイナップルやバナナも甘くておいしいです。マンゴの季節にこれたならばどんなに幸せでしょうか。マンゴの木がこの国中を占めています。
さてホテルは?コロナで使用されていなかかったとこもありますが、まあ日本の国内旅行や海外の観光国しか旅行していない人にとっては悪夢のような滞在かもしれません。でもこれが現状なのです。お湯がでなくても電気が付かなくてもこれはこの国の生活で慣れれば天国なのです。どこに焦点を置くかによって人間は幸せに暮らせるか、ぶつぶつばかりいうネガティブな人生となるかなのです。そんなことをお金を払ってまで体験したくないというのが本音かもしれませんが、全て百聞は一見にしかずなのです。
年令が行ってからはこのような旅は楽しめません。しかし生きていく上でも価値観を変えられるまととないチャンスです。是非冒険に出てみましょう。