三和導代です。
先週末は東京・浜松町駅近く私のアジトである西アフリカレストラン・カラバッシュにてAOMORI KENJIN ライブに参加しました。AOMORI KENJIN(Vo.G)、TOCHGI GENJIN(Perc.Chor)、パイナップルてつ(フルート)、お岩木かや(津軽笛)、佞武多てる(和太鼓)、林檎娘まめ(チャッパ)とそうそうたるメンバー
テーマは青森、青森といえばねぶた祭りですね。青森県の夏の風物詩で東北を代表とするお祭りの一つである「 青森ねぶた祭り 」が今年は2022年8月2日から7日まで開催されました。コロナ禍で中止の連続3年ぶりでした。
祭りに欠かせないのは笛(篠笛)七節からなる澄んだ深みのある音色を出せるのには約3年かかるとも言われているそうです。初日は"感謝の気持ちを表し"、2日目は"神を迎える"、3日目は"神が降下し"、4・5日目は"歓喜と乱舞"、6日目が"神送り"、7日目は"神は天から悪役や災難を祓って安らかな生活がやって来る"という意味とのこと。
太鼓はもちろん、笛と太鼓と手振り鉦が揃ってねぶた囃子となります。ねじり鉢巻に揃いの半纏でシャン、シャンと粋な囃子で練り歩く、日本の夏の風物詩です。
その会場が西アフリカレストランというのもとてもユニークな発想です。西アフリカの人びとは生まれてから死ぬまで、踊って歌っての生活が日常です。喜びも悲しみもすべては体で表現します。彼らのエネルギッシュあふれる姿と日本の祭りに参加する人々の姿はコンセプトは同じだと思います。
人間が神にささげるエネルギー、神はそれを喜び、その代償として人間にご褒美を、そんな関係から始まったのかもしれませんね。