三和 導代 です。
ゴールデンウイークでの野外肉体労働をしばし中断して仕事で海外へ。今日は明日のフライトに備えて、外貨の両替とPCR検査、そしてヨーロッパに出発にあったってもEUが求めているデータ入力、今は成田空港の電車の中です。PCR検査の結果はすぐには結果がわかりません。メールでの結果待ち。
前回のエジプトにでは鼻腔頭ぬぐい検査でしたが、フランスは唾液検査でもよいので助かりました。鼻に異物を差し込まれるのは決して気持ちの良いものではありませんでした。一瞬で終わりましたが、びっくり仰天、思わず検査官の手を払おうとするところでした。それに比べて唾液検査は試験管の中に唾液を入れるだけですので簡単です。国によって要求される方法が異なります。
さて午前中は外貨両替へ。これまですべて旅行会社が用意してくれた外貨をもって行くだけ、それ以外の不足分は成田空港の外貨両替所を利用していました。もちろん銀行もありますが、多少の両替レートに差は在りますが、わずかなものです。
今回初めて利用したのは新宿西口にある金券shopが並ぶ外貨両替屋でした。当日の為替レートと同じでしにはユーロですと3円位高くなるのが普通です。
2軒の外貨両替shopのレートを比較して、わずかですが2銭安いお店で両替をすることにしました。外から見ても中には新しい外貨が山積みとなっています。中には男性が一人がガラスの向こう側にいました。私が金種と金額を伝えると、用意ができると、今日のレートはこの金額ですと計算機に打ち込み、必要額を入れて、日本円ではこの金額になりますと見せてくれました。身分証明書として免許証も預けました。
そして私は昨晩昨日のレートから計算した金額を封筒に用紙していましたので、その封筒から現金を取り出して支払おうとした時に高いことに気が付いたのです。計算機で見せてもらった金額はおかしいのでは?さっそく計算機で私自身がレート×必要金額をその男性に示し、どうして金額が違うのかを尋ねました。するとコミッションの8パーセントが入っているからだとの説明。つまり、計算機にはあらかじめ8パーセントが上乗せされた金額を私に見せたのです。とてつもない高いレートです。大人しく引き下がりましたが、私は詐欺以外ないと内心思い、そのに出てコミッションの書かれているかを確かめました。どこにも書かれていませんでした。詐欺以外の何物でもない。
もう1軒の外貨両替shopも確かめようと思い、レートが2銭だけ高い店に入りました。中には女性が二人、他のお客様が一人いました。ご予約はと聞かれましたので、いいえと答えますと、ユーロでしたらご用意できますとのこと。ここも8パーセントとかと疑心暗鬼でしたが、このレートのみで手数料はかからないということ。安心して両替をお願いしました。そして1枚ずつ丁寧に発行年を確認しました。やはり古いお札がたくさん入っていました。ドルでしたらアメリカでは、そしてユーロでしたらヨーロッパでは古いお札は使用できますが、アフリカでは古いお金は使用できないのです。
理由を言ったところそれでは新しい紙幣に交換しましょうとすべてを新しいお札にしてくれました。今回初めての体験で分かったこと、それはド素人が安い両替所で換金する場合には大きな落とし穴が潜んでいるということでした。お金のない世界が来ることが特に待ち遠しいと思った一日でした。
そんなことを書いている間にPCR検査の結果は陰性という証明書がメールでやってきました。まずは出発できそうです。