三和 導代 です。
昨日からまた三重県菰野町、富士は晴れたり日本晴れ。新幹線からの富士山は雪帽子をかぶり、美しい。やはり日本を代表する山です。
昨日は4月8日、私はちょうどその時、ダマヌールの螺旋を歩いていました。今日のようなとても天気、そして螺旋の近くの桜も美しい時期でした。螺旋を歩いていましたら、母の存在を強く感じ、ああ挨拶に来てくれたのだとすぐにわかりました。穏やかな旅立ち、そして別の世界に旅立つ母に安心して旅立ってと語りかけながら螺旋の中を歩きました。そして螺旋を出てからから兄からのLineを見て母の死の旅立ちを知りました。
私がダマヌールと再会し、お付き合いが始まって3年が経ちました。創始者のファルコさんが高坂宛に残してくださったメッセージがきっかけでした。
菰野町は歴史ある町です。菰野(こもの)の名前の由来も「マコモ」がルーツです。旧石器時代、そして縄文時代から人々が生活をしていた場所です。中世には壮大な大伽藍も作られた宗教都市でした。今でも尾高観音には奈良県の大安寺にあったといわれる聖徳太子建造の十一面千手観音菩薩安置されています。年に一回の御開帳、今年はに4月9日と10日です。
菰野町の由緒あるうなぎ屋さん「うな忠」さんのうなぎは噂通りの絶品でした。店内に飾られているマヤの木組みの暦も大変興味深い。また食べに行きたいおすすめのお店です。
昭和になっても大本教の出口王仁三郎が裏神業「一厘の仕組」とした裏神業との場所がこの菰野町でした。そして岡本天明さんが至恩郷を開いたのも。今はひっそり静まり返った至恩郷。岡本三典さんが亡くなられてから一時この場所に滞在されていた方も一昨年に他界。様々な思いが交差するこの地、黄色い蝶が舞う穏やかな春の午後、三典さんの眠る地ご挨拶。桜が満開の美しい季節です。
湯の山温泉駅からロープウエイに乗車。全長2,161m、日本一高いロープウエイ鉄塔は高さ61m.ロープウエイは下が見えるようにガラス張りになっています。片道15分、御在所岳は巨石がごろごろ、お天気が良ければ富士山、琵琶湖、位山も遠望できる地にあります。想像以上の絶景、そして巨石や鉱物が眠る地であります。さらに頂上まではリフトが続きます。ふもとの駅も桜が満開。穏やかな春の一日でした。