三和 導代 です。
昨日は都内に用事があり、久しぶりにお茶の水駅で下車しました。目的は丸善でイタリア語の辞書を探すためでした。普段はアマゾンで書籍を購入することが多くなった昨今ですが、さすがに辞書は手に取って中身を確認して、自分が使いやすいものを求めることが必要不可欠です。目的のイタリア語の辞書と機能的なファイル(100円ショップとは値段が大きく異なりますが、満足度はかなり高い)を購入しました。
学生時代からお茶の水はフランス語の学校・アテネフランセがありましたので、よく通った町です。お茶の水を最後に行ったのは昨年3月にコロナ禍で閉鎖していた明治大学博物館を訪問して以来でした。昨日も明治大学博物館を思い起こし、足を運びました。
明治大学は現在私立大学では超人気大学となりました。それもそのはずお茶の水から徒歩のキャンパスは超近代的で、特に女子学生には人気のようです。私の学生時代は昔ながらの古い校舎で、歴史ある大学のイメージでしたが、いまやその姿はないのです。現在の校舎の地下に明治大学博物館があります。國學院大學同様に考古学学科がありますので、私にとりましては無料で開放してくださる大学の博物館はとてもありがたい存在です。その点で都内の2つの大学の博物館は時々訪れます。
明治大学博物館も素晴らしい空間の中で、一人自由に写真撮影をさせていただけるのは非常にありがたい環境です。またミュージアムショップの商品は国立や民間の博物館のグッズに比較してとてもお安いのがうれしいですね。昨日土偶の書かれたTシャツを購入していまいました。何と1,100円でした。さらに別の区画ではご自由にお取りくださいと書かれた中には、土偶の画がプロントされたレターセットなど様々なものが置かれていました。購入したら高いものでしょうに。ありがたくいただいて帰ってきました。
博物館内は大学が発掘をした旧石器時代、縄文時代の遺跡の状況や発掘品を中心に展示されています。もとろん弥生時代以降のものもあります。いつも私はやはり旧石器時代、縄文時代の遺跡の遺物がとても気になり見入ってしまいます。古代の人々はセラミックの土偶や土器を異星の人々とコンタクトをとりながら造っていたのでしょう。煮炊きをするにも調理をする上でも温度管理や土器からでるエネルギーなどの知識がありました。また家屋も柱は木を使用し、壁や屋根はは土壁やわらを使用していたかと思います。
縄文人の精神性は現代人よりはるか上であったことでしょう。今こそ、またこの時代の生活に縄文人の知恵を取り入れたら素晴らしことか。そんなチャレンジって楽しくはありませんか?