1997年8月13日、ロンドンにて 高坂和導 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

明日は秋分の日ですね。昨日は日曜日でしたので、イタリアのダマヌールでも地下神殿かの人々とつながる儀式が行われました。日本でも未明まで続きました。

 

今日はまた書棚より1冊の英語版の本を見つけました。そのタイトルはPOTTRY in the making  -World ceramic traditions-  出版社はBritish Museum Press です。つまり英国で出版された世界の土器についての本です。その1ページ目を開きますと、また高坂和導の解説の所見がありましたので、紹介させていただきます。

 

日本の現在のテクノロジーは現在世界一。車にしても電化製品に関しても。世界のあらゆる国々にその優れた製品は輸出されている。この日本人のどこにそんな力があるのか。資源も乏しい国なのに。

 

それはこの国の人のDNAの中に神代の時代からの優れた血が今も脈々と流れて続け、それが開花してきているからである。

 

この国の人々のDNAの中には工業製品や日常の生活用品をつくって世界に人々に輸出するだけでなない。もう一つの役割がある。

 

その役割について、明確に気付いている人は、この国の中に今はほんの少しだけである。多くの国々の人々はまだ気がついていないが。

 

この国の役割は犠牲になることによって果たさされることもある。ヒロシマ、ナガサキはその良い例だ。

 

しかし、核をは廃絶する願いも、世界に充分に受けいられてはないようだ。

それはこの国の人たちの役割に充分に覚醒されていないことから来ている。

 

考えてもみたまえ。なぜ、日本という小さな国の工業製品がこれほどまでに全世界に受け入れられているのか。それはこの国の人たちの日夜絶え間のなく創意工夫する努力。より良いものをつくり出していこうとするところから来るのだ。

 

私が述べたいのは物だけでなく、かつては心の面でも世界に受け入れられるものを与え続けていいたのだ。ということである。

 

かつて人々は衣食住に欠かせぬ基本的技術を日本は世界に教えていた。大洪水後の生き残った人々に教え、文化を高めていたのだ。その証拠は最古の縄文土器である。日本より古い土器はないのである。この製作技術を日本は全世界に教えていた。その証拠を求めたい人はこの本の写真材料の私の解説を読むと良いだろう。

 

真の世界平和をつくり出す道もこの国の人々ならばできるのである。私はその方法論をもってロンドンにやって来た。

                                        1997年8月13日 ロンドンの公園  夕日を見ながら  高坂和導

 

この経緯から今週の24日(木)に東京の巣鴨で開催される竹内文書勉強会にはこの本を持参してご参加者の方にご覧いただくことにします。土器の解説のメモが高坂和導によって書かれています。私は6カ月間海外渡航の代わりに国内を回って縄文土器の自分の目で確かめてきました。やはり日本の縄文土器は素晴らしいと実感しています。