マリ共和国でクーデター | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

西アフリカで一番再訪してみたい国マリ共和国でクーデターが起きました。大統領選挙を前に国民の不満が爆破、反乱軍がクーデターを決行し、身柄を拘束さえたケイタ大統領が辞任しました。

 

2012年のクーデター以来、マリ共和国の治安は悪化を辿るばかり、最後にマリ共和国を訪問したのが2011年10月のことでした。雨期明けの大地は美しくドゴン族の村を訪問したのが最後となりました。最初にこの国を訪れてから25年、そしてNGOの仕事に関わり、活動先の村での滞在に日々が今となっては本当に懐かしく思い出されます。

 

今年はオリンピック、私が働いていたNGOの協力で盛岡市がマリ共和国のオリンピック選手を引き受けるホストタウンとなって以来、私もお手伝いさせていただきました。来日予定の柔道選手も新型コロナ対策で練習も禁止され、夢は遠のくばかり。

 

国民は新型コロナウイルス感染症の帰郷に加え、大雨被害で困窮、そしてこのクーデターと、泣き面に蜂という言葉がぴったりの状況です。マリ共和国でこのような状況で苦労している人々に比べたら、まだまだ日本は平和ですね。

 

西アフリカの中では一番観光資源の豊かなマリ共和国であるだけに本当に残念です。しかし夢は捨てていません。また私が滞在したサハラ砂漠の7つ星ホテル、ドゴン族の村、そして外の暗闇で村人と一緒に食べたあの美味しいお料理、バイクの後ろに乗せてもらいながらの村々の訪問、こんな体験をもう一度。マリ共和国に平和が戻りますことを願ってやみません。

 

今日送られてきたマリ共和国の映像を見て、皆さんにもお知らせしたくて綴りました。