三和 導代 です。
西サハラの地を離れ、アンティアトラス山脈を越えてサハラ砂漠を後にし、モロッコにした自生していないアルガンの木を眺めながら長距離移動の日でした。
地下資源があるという音は何と悲しい運命なのでしょうか。もしこの西サハラの地にリン鉱石は原油がなければ、もうとっくに解決している領土問題でした。
スペイン、モーリタニア、アルジェリアの隣国との問題で40年間もモロッコにとっては最大の悩みであったことでしょう。利害関係が人間からなくなる世界はあるのでしょうか。
今年は東ティモールでも同じことを考えました。軍陣と警官に囲まれた西サハラ、一体いつ解決する日がやってくるのでしょうか。