クマの反乱 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

最近はクマの被害が後を経ちません。今日は群馬のサファリパークで飼育員が死亡、日本中に熊が出没し、被害情報が最近多く聞かれます。

今日の朝、私の許にこのような情報が入りました。

熊の胆は漢方薬でも希少な材料。 今でも高額なお金で取引されているそうです。中国では、熊たちは生きたまま腹に穴を開けられ管を差し込まれ、1日に数回、10年〜20年にわたって胆水を抜かれています。 麻酔なしなので、その苦痛はすざましいもので、雷のような悲鳴を上げ、自ら腹を破って自殺をする熊もいます。 そこで、自殺できないように鉄のコルセットをされます。 一寸も身動きできない小さな檻に「梱包」されたまま、胆水の供給源として「生存」させられます。 自殺もできない熊の見る夢は、ただ安らかな「死」しかないのでしょうか。 腹を破ることができないので、断食によって自殺を図る熊もいるそうです。 そこから逃げて連れ戻された子供の熊。その子を救えないと悟った母熊は、自らの手で子供を絞め殺します。 

こんなこと許されることでしょうか。

アイヌの一番の行事はイオマンテ(クマ送りの儀式)です。ヒグマの姿を借りて人間の世界にやってきたカムイを一定期間(1~3年程度)大切にもてなした後、見送りの宴を行って神々の世界にお帰り頂く行事です。

クマの反乱です。これは人間に問題があるのです。地上で大切にされた熊のカムイは、天界に帰った後も再度肉と毛皮を土産に携え、人間界に帰って来たのです。それがこのどうでしょうか。このようなことを熊への虐待、本当に悲しいあるまじき行為だと思います。