アイヌ族の死と墓参り | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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アイヌ族は土葬でした。死者が生前使用していた日常品、装飾品などを副葬品として埋葬していました。

死を迎える前に密かに死装束が用意したようです。男性は主婦が用意し、女性は母系の女性に預けられました。

葬式は僧侶などはなく、一般の男性の手によって自宅で営まれました。あの世の死者の住居として、それまで住んでいた住居を焼き払うという風習もあったようです。あの世でもこの世と同じく村を作り、同じような生活が営まれると信じられていました。

昔は墓参りに行く習慣はありませんでした。各家庭の外に祭壇を作り供物を上げたり、イナウを飾り先祖供養の祭りを行ってきました。