母系・ミナンカバウ族 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

インドネシアには約200の部族が共存しています。西スマトラ島に住むミナンカバウ族はイスラム教徒では珍しく母系社会です。

つまり結婚しますと男性が女性方の家族となります。二人の間の子供は母方の姓を名のります。相続も男の子ではなく女の子が相続します。男性の役目は早10才から家を出て勉強し外で働いて活躍しまた故郷に戻ることが望まれています。

インドネシアの初代の大統領であるハッタ氏もミナンカバウ族、有名な知識人を多く配することで昔から有名だそうです。

19世紀まで続いた王国であるミナンカバウ王国は政治を司る王は男性でしたが実権は女性にあり母系王国でした。王宮の部屋には王の結婚した娘とそのお婿さんの部屋がたくさん並んでいました。しかし息子の部屋はありませんでした。