三和 導代 です。
中央アジアのキルギスでは、昔からの習慣で、仲間を連れた男性が嫌がる女性を自宅に連れていき、 一族総出で説得し、無理やり結婚させるという実態が今でも続いています。
キルギスの言葉で「アラ・カチュー」と呼ばれる誘拐結婚です。誘拐され、結婚を受け入れる女性もいれば、拒む 女性もいます。私はこの実態を本を読んで知りました。
明日からキルギスに向けて出発します。今回の課題はキルギスの残る神話といえる叙事詩の物語を掘り下げることですが、この現代の誘拐結婚も私にとっては非常に興味深い問題です。