蝦夷 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどり、世界を旅するブログ

三和 導代 です。

蝦夷はエミシと読みます。大和朝廷から続く歴代の中央政権から見て、東北地方や北海道に住む人々を異端視・異族視した呼び方で決して地元の人々は自身のことをエミシとは呼びませんでした。

縄文以前からの先住民であった東北、北海道の人々はエミシと呼ばれ、ひっそりと暮らしてきました。しかし仙台の地下鉄工事により発掘された遺跡は2万年までの人々の営みがあったことを証明するものが出てきています。

日本の先住民であったエミシは歴史の中で長期に渡り阻害視されてきました。南方の沖縄の人々も同様です。私はこのことがとても気になるのです。後の時代に日本列島にやって来た渡来人は日本人として先住民に軋轢をかけてきました。

ひっそりと昔ながらの生活を必死に守る人々が今でもいるのです。尊敬の念をもって接したいと私は思います。