温度センサー位置で焙煎の世界が変わる

と、いう大げさなタイトルですが
温度センサーの位置のひとつで　焙煎が激変しますね

もともとのデフォルトの位置が赤の矢印の方です。
私のロースターは２キロ釜なので　500ｇなどの量になると
焙煎時に豆が温度センサーに触れないので「ドラム内温度と豆温度のミックスした温度」を
表示する事になります。
 

「うちの店は大繁盛しているから１キロ以上しか焼かないし　
そんなセコイ話題に興味ないよ」

という方も多いかと思います。
が、サンプルなどでもらった150ｇや200ｇの豆も　１キロ焼くと同じように
状態の把握をしながら焼けたら素晴らしいと思いませんか？？
小型のサンプルロースター使えばよい・・・かも知れませんが　色々な事情で置けないお店もあり
同じロースターで焼きたい、と言うのも解ります。

私は今はデフォルトのポジションと　豆排出口の新しいポジションと２か所で
比較しています。
これは200ｇのサンプル豆を焼いた時のラインですが
新しいポジションの方はシッカリと豆の温度を掴んでいます。
 

↑　これは１キロ焼いた時のライン。
１キロの量ですと　上の位置でも下の位置でも同じラインを描きます。
投入時こそ差が出ていますが　これは新しい方に使用しているセンサーが
細いタイプで反応の違いです。

↑これは200ｇの焙煎時。
下の方のラインが下のセンサー（下の位置のポジション）
下のラインはしっかり豆の温度を拾っているのが解ります。
上のラインはドラム内温度も拾っているので　豆温度とは常に差があります。
※もう少しひっぱれば　ライン交差しますがその前に排出しています。

もう、デフォルトの位置をそのまま下のポジションにして欲しいですね
※今はbescaのマネージャーと交渉して　私を介して注文すれば
下の位置で制作してくれる事になっています。（bsc-02,03のみ）


久びりに焼いたジャバニカ。
美味い！！！・・・・けど在庫もあとちょっと(;^_^A
少量焙煎でもシッカリと綺麗に焼けております。（自画自賛）

昨日Bescaの見学にこられた方とも話していましたが
このロースター　この価格帯ではありえないシッカリとした造りです。

円安が回復するのを待つ　or　 Bescaの値上がりする可能性
こう考えると　もう欲しいと思った時が買い時ですね。

BSC-03の3キロ釜で　送料込みで１６０万くらいですもん。
youtuberの方のロースターと同じ金額です。
すばらしい。