言霊の力~口は災いの元…とならぬように
祝詞「母音言霊祓」
「言霊(ことだま)」を美しく… 言霊を整えるための祝詞
“口は災いの元”とも申します。
自分では「悪いことば」と認識していなくても、聞く人によっては「悪意のある人」と、受け止めてしまわれることも少なくありません。
そのせいで、険悪なムードになることもありますし、最悪は、仲違いしてしまうこともあるでしょう。
ご紹介する次の祝詞は、言葉の印象を穏やかに変える効果のある祝詞です。
心を込めて、じっくりと唱えれば、きっと、あなたの発する言葉がきっかけで、何かのトラブルになることも少なくなると思います。
日本は古くより「言霊の幸ふ國」(ことだまのさきふくに)と申しまして、「日本は美しい言葉を使う幸せな国である…」と、評され例えられたのですから、ぜひみなさまも、穏やかで和やかな言霊を発することができますように、努力いたしましょう。
母音言霊祓
祓斗神産日の御許靈産て 散りや散りやと散りや散りやと 無一二三四五六七八九十足百千萬布留部由良由良止布留部由良由良
加阿神 氣ゐ神 久卯神 氣ゑ神 弧尾神と 「阿」の氣由良由良由良加為て母の音爾部言靈返り來て 「吽」で転回て 阿々、阿々、阿々、阿の音四方八方八百萬 靈魂初の本始の意 産神魂の志 倭の心と導きて 〇の母へ蘇へり給へ 八百萬の御魂吾魂共に帰依為奉る