祈祷を行う際「太鼓」の音により、「邪気」を祓い鎮めます。

太鼓の音はとても力強く、人の心を震わせます。

震わせることで、“塊り”が解けます。

その「塊り」とは、「邪気」のことです。

「邪気」とは、人のその心にある“心配”“不安”“苦悩”“迷い”などの「負の感情」のことです。

いわゆる「心の浄化」を図るのです。

人の抱える「過去世因縁」「先祖因縁」は共に、その人の心の奥底に存在します。

因縁は、まるで暗雲のように、私たちの心に現れ、これからの行く道を迷わせるのです。

ですから、祈祷の前に、その暗雲を打ち祓うように太鼓を叩くのです。

まずは、その暗雲を祓い「心の浄化」を図ることで、これから執り行う神事がスムーズになり、祈祷の内容が、心の奥底に届きます。

すると、祈祷の神事でお願いする内容がスムーズに通りますので、願いが叶う・・・のです。

ですから「太鼓」は心を込めて打ちます。とても大事です。




令和6年6月1日 午前3時33分


夜中寝ておりますと、まるで何者かに「起きなさい」と言われたかのように、ふと目が覚めました。

スマホの画面を見ると“3:33”でした。


でも、その直後に、強烈な睡魔が襲ってきまして、瞬く間に眠りに入りました。


すると、こんな夢を見ました。


私と、初老の男性と若い女性3人で、どこかの寺院の境内におります。

3人で連れ立ち、受付で署名をしまして、靴を脱いで、建物内へと進みました。

受付では、筆を使って「熊本市・中村建日」と、しっかりと書き留めたことが、深く印象に残っております。


足元を照らすように、整然と規則正しく灯してある、ろうそくの灯りを頼りに、薄暗い廊下を、前方に向かって歩いておりました。

すると、ふと、頭の中で、こんな声が聞こえてまいりました。


「私どもは“飛天”、“昇天”と申します。

あなた達は、どうぞ、私たちを拝みなさない。

あなたが、道に迷ったとき、または、途方に暮れたとき、私たちが現れて、必ず、あなたを導いて差し上げます。

どうぞ、安心なさい。

でも、今日のことを忘れてもいい・・・。

思い出さなくてもいい・・・。

例えば、あなたが子供であるならば、きっと、私たちを忘れるでしょう。

でも、それで良いのです。

たとえ覚えていなくても、私たちは、あなたを忘れることはありません。

それが“縁”と、いうものでしょう・・・」


こんな風に、私に語りかけてきました。


私は、一緒にいた男性と女性に、そのことをお伝えしました。


すると、その若い女性は大粒の涙を流して、こう言われました。


「私は、神社の神職をお勤めしておりますが、まこと“信仰”とは、ありがたいものですね」


次に、私は、このようにお答えしました。


「はい・・・おっしゃる通りです。

“信仰”は、本来、形や形式などの“宗教”には縛られない“心”のことをいうのです。

“宗教”と“信仰”は、全く別のものなんですよ。

そして“信仰”は、私たちが、苦しくて辛い時に“安らぎ”を得るための方法であり、幸せを感じるときの“堕落”と“傲慢”を抑え、“謙虚な心”と、“やさしい心”を失わないための手段なのです。

あなたはお若い方だから、これからいろんな苦悩を感じることでしょう。

でも、今日繋がれたこの“縁”は、きっと、あなたを助けてくれるでしょう。

だから、安心して生きてくださいね」


若い女性は

「はい、肝に銘じます」


右手の拳をしっかり握って、そのように、おっしゃっておられました。



さらに、薄暗い廊下を進んでまいりますと、そこには「薬師如来三尊」がご安置されておりました。

対で置かれた大きなろうそくの、神々しい灯りと、白糸のように天井に向かって昇り行くお線香の煙が、とても印象的でした。


すると、どこからともなく現れた薄い白衣を着た「飛天」と「昇天」が、如来坐像の光背に、スーッと、吸い込まれるように消えていきました。


光背をよく見ると、そこには、雲の上で横笛を奏でる仏と、同じく雲の上で琵琶を弾く仏の姿が、しっかりと見えました。


「あー・・・これが、“飛天”と“昇天”のお姿だったんだな・・・」


そう思ったところで、目が覚めました。




「式神守り」にお付けする「式神祝詞」

(”式神守り“をご依頼お受けになる方にお渡しするものです)

 

 「式神祝詞(しきがみの のりと)」とは・・・。

 大倭神道謹製「式神守り」に向かって、唱えていただくための祝詞です。

 

 「式神祝詞」の内容は・・・。

 

1、事始めの祝詞(ことはじめの のりと)

 外出の際などに、唱えてください。

 式神守りを両手に持ち、額にかざしてから唱えてください。

 

2、事納めの祝詞(ことおさめの のりと)

 ご帰宅の時など、無事を守っていただいたことをご報告し、お礼を申し上げるための祝詞です。

 前回と同様に、式神守りを両手に持ち、額にかざしてから唱えてください。

 

12月には、新色が追加されます。

お楽しみにお待ちください。

「式神祝詞」のご依頼は ★式神守り のご案内 - 「大倭神道」 審神者祈祷師中村建日オフィシャルサイト (takenichi.club) を、ご参照ください。

 

 

 

 

「人心を惑わす妖魔百魔~大倭国大倭民族の霊性を取り戻そう~


「人心を惑わす妖魔百魔

~大倭国大倭民族の霊性を取り戻そう~


⭕️「日本人をダメにする国家的霊障 百魔」


88日の早朝。

大阪での勤務中にある(あやかし)の姿を見ました。

赤く長い目が特徴のです。

忘れぬ内に・・・と、スケッチしました。





この妖魔が、次のように告げてまいりました。


「われが、この大和の国(日本国)に住むすべての者に幸福を持たらしてやろう・・・

既に、そなたに災いをもたらさんとす邪なる妖(あやかし)は、ヤマトの海原(うなばら)に封じておいたぞ・・・(日本海のこと)

われを敬い祀るが良い・・・

しかれば、そなたの守り神となろう・・・

これは古(いにしえ)より結ばれし縁(えにし)であり、定めである・・・」


断片的ではありましたが、わかりやすく要約しますと、以上のような内容の意志を告げてまいりました。


私は『審神者(さにわ)』です。

その勤めに従って、まずは、目に見えないものの素性を調べねばなりません。


審神者術の結果、私に意志を告げてきたこの主は「妖魔」であることが判明しました。


名を「百魔」(びゃくま)と言い、「仏魔」や「宗魔」に属するモノで、しかもトップクラスです。

「百魔」は、仏教や宗教の陰に巣食い、私のみならず、日本国民すべての人生を狂わせ、人心を惑わす妖怪です。


よって、百魔の今回のお誘いは、お断りせねばなりません。


しかし、それは簡単ではありません。

今回は、私にその姿を見せただけでなく、意思まで伝えてきたわけですが、この時何が起こったかと申しますと、私と妖魔は意思の「交流」をしたことから、私は、百魔の「憑依(ひょうい)」を受けたということになります。

取り憑かれたということは、何らかの方法で、それを祓わねばなりません。


これがまた難しく、容易ではありません。



⭕️「百魔を鎮める〜神国日本の復活のために」


相手は妖の類いです。

しかも、神通力を持った魔物です。


その力は、神様と寸分変わりません。


そして妖魔は、人の心のの部分に憑依します。

人は誰しも、心にがあります。

心配・不安・迷い・苛立ち・苦しみ・痛みなどのネガティヴな感情は、人なら誰でも持ち合わせる「陰」の存在です。

妖魔は私たちの心の闇に憑依し、更に、ネガティヴな感情を引き出し増大させます。

まるで私たちの負の感情が、妖魔のの如くです。

気づかず放置すると、これより先の人生に、最悪な事態が起こることになります。


幸い、「白魔」を祓う方法は、すでに、指導神より承っております。


そのために、この10月に、ある場所に赴くことになりました。

そこで、ある神様封印を解くことが、「白魔」を祓う唯一の術である由。

大倭神道の指導神であらせます「御戸橘神(おとたちばなのかみ)」のご指導の下、「百魔」の憑依を解くために、ある場所の邪気祓いを行ってまいります。


指導神によりますと・・・


①その場所は「百魔」によって穢されており、古来より受け継がれるべき日本人の宗教観(神につながる為の感性)を鈍らせること(宗教の大半がご利益信仰中心であること)が目的で、日本列島に、深刻な災いをもたらせている。

②「百魔」は、外魔(異国の妖)”にも通じており、外魔と結託して、日本の神を封じるために暗躍している。

③「百魔」は、特に女性の神様女神を一斉に封じておりを産ませない策略“をくわだて、やまとの国の民霊性を根絶やしにするつもりである。

を産ませないことで、日本の繁栄を損ねさせ、日本人特有の霊性を消失させ、日本古来の神々の統括を止め、外魔(異国の神)の統治に取って代わる企てである。


このように、教えてくださいました。


神様は、この世のすべてのひな形ですから、神様が、子を産めない状況は、子孫が絶えてしまうことになり、一族の繁栄がなくなるわけですから、とても深刻です。

我が国の「少子化」問題も、これが原因です。

目に見えない「日本の神様の世界」が、私たちが住む日本国のひな形であり、日本の神様の世界に異変があれば、私たちの住む世界にも、その影響が出てまいります。

どのようなことも、「神様が基本」なのです。※鏡写しとも言われます


日本には、日本特有の「妖魔」がおりますが、外国も同じように、その国特有の魔物が存在するもので、その中には、日本を快く思わないものも存在しております。

特に日本は「神の国」「世界の霊的中心地」である理由から、古来より、日本列島は様々な攻撃を受けて来ました。


・・・続・・・



次回は・・・

「日本人の霊性心を読み取る能力の復活=その鍵はご利益信仰を改めること」




令和5年9月9日 大倭神道「重陽菊花祭並びに祖霊祭」


大倭神道神結神社大阪本社にて「重陽菊花祭並びに祖霊祭」を、執り行いました。

9月9日は古来「重陽」と呼ばれて、非常に縁起の良い日とされました。

また五節句のひとつである「菊の節句」でもあります。



この教えに従って、当社では「重陽菊花祭」と、まもなく秋のお彼岸を迎えますので、先祖への感謝の意味を込めて「祖霊祭」を、大阪本社にて執り行いました。


大倭神道で執り行う式典は「大真祭り(おおまのまつり)」と言いまして、人のみにあらず「神様」も、ご一緒にご参加くださる「神人合一」の式典であります。


ご臨席いただいた皆様方には、お祭りの趣旨をまずはご説明しまして、また式典で使用する祝詞集をお配りしまして、ご臨席くださったみな様とご一緒に、声を揃えて奏上するようにいたします。

そうすることで、心の一体感が生じます。

祈りが、大勢になりますと、大きな力となります。

それに、神様のお力も加わって、このたびの祈りが、世界中から神界にまで轟わたる、大きな力になると信じています。










またこの日に「菊酒」を飲むと、無病息災になれるといわれます。

直会では、みなさまに菊の花をうかべたお茶「菊茶」をお出ししました。

とても良いお祭りでした。







次回は是非みなさまもご参加ください。