令和4年11月度心霊勉強会in福岡〜宗教の本髄と心通った信仰を目指して〜
この度の心霊勉強会in福岡は、11月26日(土)の13時より「まどかぴあ大野城」にて行いました。
今回の議題は「天地和合の印」「あまふるよみふるまないるみたまの神事」「七支神剣の神事」の内容と実践 についてでした。
私、中村建日は“審神者”であり、“祈祷師”でもあります。
私は、常識やしきたりなどの“形式”など、およそ「心霊」「神霊」に関係のないものとは、一線を引いております。
一見“破天荒”と思われるかもしれませんが、そうではありません。
それは、目には見えない霊や神の世界を“形式”や“習わし”などで考え捉えてしまうことで、霊界や神界などの実相とは程遠くなってしまうと考えているからです。
昔の教えをひたすら学んだところで、現代の文化には合わず、それに固執することで“石頭”の“時代遅れ”になってしまいます。
「昔の常識」は「現代の非常識」にもなり得ます。
故に、常に“先見の目”が大事になるのです。
常識を破り、新しきを得る・・・まさにそれこそが「審神者」の命題であり、使命であります。
しかし、先人の知恵も学ぶ必要もあります。
ようは「温故知新」の精神で学ぶわけです。
“古きを訪ね新しきを知る”
この教訓こそが、“役に立つ宗教”を学ぶ上で最も大事です。
神仏は、自然界の息吹の中だけでは無く、人の心の中からもお言葉をお伝えくださいます。
ですから、人様との対話も欠かすことができません。
人はなぜ生まれ、そして死んでいくのか・・・
人は何のために生きるのか・・・
なぜ人は“苦労”せねばならないのか・・・
これらは、いつの時代でも、誰も教えてくれないし、明確な答えが見えてこないものです。
なぜならば、これこそが「神の領域」だからです。
私たち人間は誰一人として“死”を免れることはできません。
必ず、最後はひとりで死んでいくのです。
どんなに死ぬことが嫌でも怖くても、必ず、死を受け入れなければなりません。
その人類の最大の「因縁」(課せられたもの・・宿命)を、どのように捉え納得しながら生きていくのか・・・、そして最後は感謝や喜びに満ちて旅立てるのか・・
これを教えて導く役目を持つものが『宗教』であり『真の信仰』であるのです。
現代の人は「死ぬことを前提とした教えだなんて縁起が悪い!けしからん!」と、憤る人も多数おられます。
しかしそれは間違いです。
なぜならば、「死」と「生」は常に隣り合わせであり、生けていれば必ず死が付きまとうものであるからです。
みなさまは、病気や怪我をしたら不安になります・・・。
なぜか・・・。
それは「死が怖い」からです。
コロナなどの得体の知れない伝染病が流行したときに、人類は大きなパニックに陥りました。
それも「死ぬ」ことを恐れるからです。
私は、このことを“最も重要な学び”であることを理解しながら、やがて来る人類の最大の因縁を背負う時の“後悔のない人生”を歩んでいただくために、日夜みなさまの御神事に励んでいるのです。
毎月、福岡・大阪で行う「心霊勉強会」では、目に見えない心霊の在り方を学ぶことで、目に見えない『これから先の事』を、いたずらに不安に感じることがないように・・・そんな思いで執り行っております。
現代の宗教は、この大事な点を蔑ろにして、目先の利益のみを課題にした「商売」に成り下がっております。
これを「ご利益信仰」と言います。
「ご利益信仰」ではダメなんです。
もっと、心の通った信仰でなければなりませんし、宗教の本髄を忘れて“お金儲け”だけに偏ってもいけません。
ですから、現代の宗教に人を救える力は皆無ですし、学ぶところもありません。
私は“心を教え伝える”神の伝導者でありたいと、常々考えております。
心霊勉強会では私たちの「気」を動かす ための方法や手法を学んでいただき、実践いただいております。
きっとそれは、他では学んだことのない、ネットや書籍などには出てこない内容のものです。
それをどう信じて実践するかは、みなさま次第です。
でも私は、ひとりでも多くの方にお伝えしたいと願っております。
みなさまが知り得ない私の講義をお受けいただき実践していただくためには、私自身が「信頼」を得るための努力をせねばなりません。
現在、各会場に勉強会にご出席いただいている方は、私を心より信じていただいている方々です。
私は、そういった私を信頼していただく既存のご神縁者が、これより先もずっと信じて頂けるように、審神者業・祈祷師業に邁進いたします。
それが、人間たる中村建日の課題でありますし、私の使命なのです。
私本人を信頼いただけると言うことは、『神様を信じていただける』ことになるわけですから、責任重大です。
そんな覚悟を持って、日々努力しております。
次回の心霊勉強会in福岡は、来年1月22日(日)午後1時30分より 大野城まどかぴあ にて行います。
ご参加ご希望の方を募集しております。