​五月は火の神萌え出る時


令和四年五月一日
ご指導神の御教えによると

「この月は一年で最も“火の氣”の萌え出ずるところとなり・・・、
故に若葉が萌え盛り、神も自然も人も、あらゆるものが、一気に気の放出を行い、気を高揚させることで、実りの秋に向け活発で活動的になるものである 
なれど、この激しく萌え出ずる火の氣によって、嵐が引き起こり、高い氣の張り具合(気圧のこと)を受けて、内(身体)の均衡が崩れ、氣(心)の病を引き起こす者もありぬれば、
よくよく「火(日)の神」に願うことが良かろう・・・」と。

確かにこの時期は「五月病」という言葉もあるように、不安定な気象の状態を受けて、体調を崩す人が多くあります。

神様によれば、それは「火の神」の活動が活発になるからだそうです。



自然界は「陰・陽」のバランスを保ちながら運営されています。
また、「木・火・土・金・水」という、自然界の要素がそれぞれの力を正しく主張しながら回り還っているもので、それらの要素が健全であることが、自然界の正しい運営につながります。

ですから、この時期に火の神が滞ることなく正しく顕現することが、自然界が豊かとなる“条件”であります。
そしてゆくゆくは、まるでその火の氣を納めるかのように、「雨季」がやってくるのです。

この時期の「火の氣」が強すぎると、大雨、長雨になりますし、「火の氣」が弱すぎると、雨不足になるわけです。

雨季の雨が「長雨」になれば、冷夏となり、作物が実らず不況となります。
また「雨不足」になっても、作物が順調に実りません。

ですから、この五月は、一年の中でも大事な時期に当たるわけです。

以上の観点から、ぜひみなさまも「火の神」に手を合わせ「御加護」を祈ってください。

「火の神」の頂点に座する神は「建速素戔嗚大神」(たけはやすさのおのおおおかみ)様です。
そして、大神様のご眷属として「火龍神」が私たちに恵みを授けてくれます。

この五月・・・。
どうか、みなさまがご無事で在りますように・・・。
火の神の恵みを受け賜りながら

病に負えることなく
心安く、穏やかで在りますように
そして、お幸せで在りますように

心より願っております。