「神様のいるところ」


今日のお勤めも、残り1組の方で完了します。

ここ、神結神社大阪本社も、日々たくさんのご相談者がお見えになります。

今日は、面談、遠隔や電話などのご神事を含め、6組の方のご相談にお応えしました。

私“中村建日”は、『審神者祈祷師』と言う職を、勤めております。

人生とは様々です。

人ひとりとして、同じではありません。

お会いするすべての人が、それぞれの生き方をしており、違った人生を送っております。



私は、“神は人の心の中に在る“

のだと、考えております。

目に見えるご相談者の姿こそが、”すべて“ではありません。

耳に聞こえる声が、”すべて“ではありません。

「本当の姿」とは常に、姿や声の”奥”に在るのだと、考えます。

人の心の奥には、“神様”が、必ず鎮座なさっておられ、ご相談者の抱える“悪縁”や“悪運”などの、本人さえも気づいていない大事な内容を、教えてくださいます。

人の抱える、多種多様な悪因縁を知ること・・・

これこそが「審神者」の仕事です。

そして、人の心の奥に座する神様から教えていただいた、悪因縁を納めるための
“祈り”を手向ける者を、

「祈祷師」と言うのです。

ですから神様は、どこか遠い場所に居られるのではありません。

神様は、人の「生命」の中に、いらっしゃるのです。

神様は、私たちに“無くてはならぬ”、もっとも大事で、もっとも近い存在なのです。

「神様を知ろう」と思うならば、人の心を知る努力をするべきです。

そのためには、人と、触れ合わねばなりません。

人を避けて生きる・・・と言うことは、「神様を拒否している」と、言うことと同じことなのです。

「人を知る努力」こそが、
「神様との対話」に、つながります。


大事なことを、疎かにしてはいけません。

心を、ないがしろにしてはなりません。

生命を、軽んじてはいけません。

私たちは、神様を見失っては、生きていけません。

以上は、私たちにとって、とても大事なことです。