誰かの明日を | 竹中夏海オフィシャルブログ「チロリアンぶろぐ」Powered by Ameba

誰かの明日を

前回の更新は節分ですって?

聞こえません
謝りません
たけなかです
(ぶろぐ更新しない川柳)



ぶろぐ的には空白のこの数ヶ月も、楽しく過ごしていたということは
ぜひ日笠麗奈さんの脱力系ブログ『れいなぶろぐ』でご確認ください。
持つべきものは友だち!うん!使い方合ってる!



そして、だぁいぶ前に試写会にお邪魔させて頂いたアイドル映画と
最近試写会にお邪魔させて頂いたアイドル映画の感想を2つ…



まず、もう観た方もだいぶいらっしゃるかと思われる、
東京女子流ちゃんが主演の映画『5つ数えれば君の夢』

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アイドル自身が出演している、
女の子の日常の、“アイドルな瞬間”を封じ込めたアイドル映画。



あのですね、
女子流ちゃんはね、
三年くらい前かなぁ。

日比谷野音でアイドルのイベントがあってぱすぽなんかもそれに出演して

そのリハをしに昼間に現場に行ったら

野音の客席上がって行って一番後ろの端っこのところ、

そのちょっとしたスペースで
5人が輪になって発声練習をしててね

それが
美しいなぁ、麗しいなぁ

って鮮烈に印象に残っていたんです。



そのイメージがそのまま映画になったような作品でした。『5つ数えれば君の夢』



美しくて、現実味がなくて、でもこの5人の女の子は存在してるんだなぁ、と思うと不思議な感覚で。


制服を着た少女たちの話ではきっと『花とアリス』は比較対象に必ず挙げられるんじゃないかな、と思うんですが

あれってものすごく“女の子あるある”な作品じゃないですか。


女の子なんて無茶苦茶で傍若無人で自己中心的で、だから
良いよねぇ~

って花とアリスの2人を観てるとつくづく感じるけど、

『5つ数えれば~』の5人は実際には、身近にいないような子ばかりで。

最初こそ5人5様で誰かしらに感情移入するんだと思うんですが、
中盤以降、
どんどん現実味が薄れてそれが加速して、
言葉がスルスルと意味を持たずに滑り落ちていくような感覚になるんですよね。

それがすごく、今までライブで観てきた東京女子流というアイドル像に近い。


女子流の楽曲って、等身大の彼女たちよりかなり大人で、
本当に意味分かってるの?というような詞を歌ってて、
そこに5人が段々近付いていく、
っていう面白さがあると思うんですが

映画の中でもそれを味わえます。
今度はお芝居という形で。

明日からも続々と公開する劇場があるそうで、

恵比寿の写真美術館内の劇場も温かみがあってすごく雰囲気良いし、
京都の立誠シネマはなんと元小学校らしいので、作品の空気感をそのまま味わいながら観れそう…!

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そして先日、『あの娘、早くババアになればいいのに』も観させて頂きました。
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こちらは、
アイドルとは、を描いているタイプのアイドル映画。

以下、ツイッターで一度呟いた感想ですが
ありがたい事に沢山のふぁぼとRTをして頂き、

一部の感想だけが巡り巡って、前後の文章を読んでない人たちに違う意味でとられるツイッター特有の副作用出始めてるので

こちらに移植しますね。



アイドルヲタの父が娘をアイドルに…
というドルヲタあるある満載の作品なので
それだけでクスクス笑える箇所が沢山あるのですが、

それ以上に、
アイドルが好きだからこそ溜まるフラストレーションがちゃんと描かれていました。

劇中、映画好き女子(舌っ足らず)が何の悪気もなくごく自然に、
アイドルを下に見てる台詞を口走り
アイドル志望のヒロインが苛々するシーンがあるのですが、

それがもう。

普段、非ドルヲタの人と話す時に自動的に閉じてる蓋をこじ開けられてる気分になりました。

これは、この感情を味わった人にしかきっと描けない。

これはアイドルだけはでなく、
全てにおいての事だけど、

興味を持ってない人が、それを興味ある人に対して否定するべきじゃない。

興味がない時点で、もうその対象をよく見てはないのだから、
見てない人間には否定する権利もないと思う。
それを言ったところで、愛のある人間に勝てるはずもないんだし。


これ別に、世論に対してどうのという壮大な話をしているわけではなく。


よく見もしないであれやこれや言う、という層はこの先もずっと、結構な人数いるだろうし、

そういう人たちにも何かのきっかけで響くものを作れたらこっちのもの、と、
“中の人”という立場では思ってたり、します。えへへ(照)



しかしこの場合私が言っているのは、友だちや家族に対しての話で。

(例えば、フランス映画やワールドカップや海外の雑貨や服や靴やインテリアが好きな人たちの趣味をたとえ『あぁ、合わないなぁ』と思っても人の好きと言ってるものだから私は否定しないけど、フランス映画やワールドカップや海外の雑貨や服や靴やインテリアよりアイドルを下だと(何をもって下だと思えるのか知らんけどどうせ自分で曲を作ってないとか可愛いだけを売りにしてるとかそんな事で)思っているような人は、アイドルを好き、という人に対して否定的な事を面と向かって言えてしまうんだろう。だけど結局興味を持ってない人に無理矢理趣味を押し付ける気もないし他の話題で盛り上がれるならわざわざアイドル愛を説く時間には使わないし、否定されて傷つくと分かってるくらいならその話題にわざわざ触れないし触れてほしくもないし)


と、あんまりふつうの優しさを持ち合わせてなさそうな非ドルヲタの人と話すときは、自然とこの↑蓋を閉じているんですが

それがパーンと開けられて、
勝手に思い出し苛々もすんげぇさせられます。が、
基本的にはたくさん笑える素敵な映画です『あの娘、早くババアになればいいのに』。

それから劇中の清水くんがものすごいアイドル性高いのでそこも是非!メロンソーダ!




ちなみに私は、フランス映画やワールドカップはそんなに観ないけど、
服や靴は大好きだしテラスハウスも毎週観るしカフェめしとかも週2以上で食べるよ!
それと同じくらいアイドルも好きだよ!


あとテラスハウスで思い出したけど、テラスハウス出身のりなてぃこと住岡梨奈さんの新曲『flavor』のMVの振付を担当させて頂きましたよ!
この住岡さんのキラッキラな歌声聴きながら、出演者の久保田紗友ちゃんの「うっきゃー!はずかしー!♡」っていう表情を観ていると、本当に可愛くて可愛くてこんな幸せな気持ちにさせてくれる女の子は凄いし、女の子はみんな誰かのアイドルなんだなって思うよ!

あと女の子はみんな誰かのアイドルで思い出したけど、今年もミスiDの募集始まりましたよ!審査員もまたさせて頂くよ!
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誰かの明日を元気にできれば、それは誰かのアイドルである。


はぁ何度でも声に出して言いたい日本語。


応募待ってるよ!



とりあえず本日5/3はぱすぽさん渋谷公会堂!(13:00~ 18:00~)
当日券もあるそうなので遊びに来てね!

目指せ女TOKIO!!