自己決定力が得られる合気道❣️相半身片手取り

昨日は次男が「長男に生まれたかった！」と言うのです。私は五人兄弟の長男です。親が初めての経験だから一番目の子供に手を掛けるから他の兄弟より厳しく育てられたせいか、親の顔を見て育てられた自分が嫌で長男ではなくてよかったと思ったこともあります。

残念ながら子供が親、遺伝、環境を選べる事ができません。人間が生まれた時点で不平等なスタートラインに立っている。

置かれた環境、遺伝が建設的であろうか、なかろうか前向きに生きていかなければなりません。遺伝や環境をどうとらえて使えるかがその人の自己決定性次第です。親と環境のせいにして動かないか、その遺伝や環境をプラスに考えて動くのかは一人一人自分で想像して選ぶしかありません。

持って生まれた物のせいにして言い訳して行動しないより持って生まれた物をどう扱うかが大切です。環境や遺伝を変える事ができないが自分を変える事ができる。

今の自分を受け入れて、それを変える挑戦をする人が強くなる。

対人間も他人のせいにしない、他人を変えるより自分を変える。困難時は自分を変える時期である。

でも自分を変えるのは他人と同じ選択する事ではない。他人と同じ選択をしてその選択した事が自分の意思ではなければ後悔したり他人のせいにすることの言い訳をできます。

相手と合わせるけど相手と

同じ選択をしない。

上の話が実に合気道的です。自分が置かれた立場を一度受け止めて行動する。あらゆる状況に置かれてもそれに合わせて技をかける。合気道の合わせです。相手に一体になって合わせる、困難時こそ自分が変わる、尖るのではなくて丸くおさめる… こうした物理的な稽古で徐々に心育って、実生活に活用でき心が強くなる。

自分の行動を自分で決める！

自分の行動に責任を持つ！

実に大事な事を合気道を通して子供たちに感じてもらえたらと思って今日も稽古します。